報道発表資料
1.概要
昨年12月の地球温暖化防止京都会議において京都議定書が採択され、我が国は温室効果ガスを6%削減することが義務づけられた。その達成のための運輸部門における対策の柱の一つとして、低公害車の普及拡大が不可欠である。このため、政府自らの取組として、平成7年6月に閣議決定された「国の事業者・消費者としての環境保全に向けた取組の率先実行のための行動計画」(率先実行計画)に基づき、公用車へ
の低公害車の導入を積極的に推し進める必要がある。
しかしながら、燃料供給施設の整備が不十分であること等から政府公用車への低公害車の導入状況は、わずか21台(平成10年9月調査実施)に止まっている。
このため、環境庁では、公用車への低公害車導入のリード役として、真鍋大臣の「隗より始めよ」の指示の下、環境庁長官車に低公害車(天然ガス自動車)を導入することとし、11月4日に納車されることとなった。大臣専用車として低公害車を導入するのは環境庁長官車が第1号車(環境庁としては、7台目)である。
この度導入された長官車は、今後、低公害車の普及の先導役として活用していく予定である。
また、環境庁では、景気対策臨時緊急特別枠で中央合同庁舎5号館への天然ガス充填スタンドの整備を要求しており、このような基盤整備を進めつつ、政府公用車への低公害車の一層の導入を図ることとしている。
2.導入車両
CNGクラウン
3.環境庁長官車の出発式の開催
11月4日(水)閣議後記者会見終了後(11:20~11:40メド)
(1)閣議終了後 大臣環境庁着、閣議後記者会見(庁内会見室)
会見終了後 1F車寄せへ移動
(2)環境庁長官車の出発式
・大臣挨拶
・インタビュー等
(3)大臣車出発
(参考)
大臣車として導入することとした低公害車
1.車両名 | CNGクラウン |
2.メーカー | トヨタ自動車株式会社 |
3.車両寸法 | 全長 4,840mm 全幅 1,710mm 全高 1,450mm ホイルベース 2,780mm |
4.車両重量 | 1,680kg |
5.総排気量 | 2,997cc |
6.一充填走行距離 | 約340km |
7.乗車定員 | 5名 |
8.ベース車両 | 3000 クラウンロイヤルサルーン |
- 連絡先
- 環境庁長官官房会計課
課 長 :野見山 恵弘(6160)
環境庁企画調整局環境計画課
課 長 :細谷 芳郎(6220)
環境庁大気保全局自動車環境対策第一課
課 長 :鈴木 安次(6520)