報道発表資料

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2004年08月16日
  • 再生循環

岩手県・釜石市エコタウンプランの承認について

 この度、釜石市から、「かまいしエコタウンプラン」の承認申請があり、これを審査した結果、地域の処理困難物である海藻類等水産加工廃棄物を、市民、事業者、行政の連携の下回収するシステムを構築するとともに、これら廃棄物をバイオ技術を活用し健康補助食品等高付加価値製品にリサイクルする、新たな環境ビジネスを創出するなど、全市をあげて地域の資源循環型社会の構築へ取り組むこととしており、エコタウンプラン承認基準に照らし、独創性・先駆性が認められることから、経済産業省と環境省は、平成16年8月13日に共同承認した。
 なお、本承認は全国で21番目のエコタウンプランの承認となる。

-かまいしエコタウンプランの概要-

 釜石市は、市民の生活や産業の基盤となっている川や海への負荷を低減する地域内排出抑制、収集・リサイクルシステムの構築を通じた、自然回帰を基調とするまちづくりを市民・事業者・行政の連携のもとに推進。
水産加工廃棄物リサイクル事業
地域の17漁村集落から発生するワカメ、コンブ廃棄物等水産加工廃棄物を、市民、事業者、行政の連携の下回収し、酵素や微生物分解等のバイオ技術を用いて健康補助食品へリサイクルする。
汚泥燃料化リサイクル事業
市内のガソリンスタンド、行政、市民の協力により回収した廃食用油等を活用し、清掃工場(溶融処理施設)のコークス代替燃料である助燃剤にリサイクルする。
 

添付資料

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課
リサイクル推進室
 課長  :藤井 康弘(内線6831)
 室長補佐:水野 秀信(内線6832)

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