報道発表資料

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2004年07月01日
  • 自然環境

京都府における鳥インフルエンザに関する野鳥のモニタリング調査の結果について

 環境省は京都府と協力して、本年6月まで鳥インフルエンザに関する野鳥モニタリング調査を行ってきましたが、5~6月に捕獲されたカラス20羽の検査結果は、すべて陰性(鳥インフルエンザウィルス不検出)でした。

 本年2月に京都府内で高病原性鳥インフルエンザが発生し、その周辺地域で感染した野生カラスが発見されました。感染カラスは4月3日以後発見されておらず、また、カラス以外の野鳥で感染したものは発見されていませんが、野鳥への感染が確認された特異なケースであることから、環境省は京都府と協力して、6月までモニタリング調査を行うこととしました。  本モニタリング調査では、これまで鳥インフルエンザに感染した野生カラスが見つかっている京都府丹波町から亀岡市を中心とした地域において、本年5~6月に有害鳥獣捕獲により得られたカラス20羽(5月11羽、6月9羽)について検査が行われましたが、検査結果はすべて陰性(鳥インフルエンザウィルス不検出)でした。

連絡先
環境省自然環境局野生生物課
課長   :名執 芳博(6460)
 対策チーム:鈴木 明 (6465)
 鳥獣保護業務室
 室長   :渡邉 聡 (6470)