報道発表資料
環境技術実証モデル事業 酸化エチレン処理技術分野における実証機関を選定いたしましたので、お知らせいたします。
- 背景・経緯
環境技術実証モデル事業は、既に適用可能な段階にありながら、環境保全効果等についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証する事業をモデル的に実施することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を促進することを目的とするものです。
酸化エチレン処理技術分野では、環境技術実証モデル事業検討会 酸化エチレン処理技術ワーキンググループ会合(以下、「WG会合」という。)における検討結果等を踏まえ、「酸化エチレン処理技術 実証試験要領」を策定し、9月11日に公表したところです。 - 実証機関の選定
6月30日付けで地方公共団体(都道府県及び政令指定都市)を対象に、実証機関を公募する通知を行い、酸化エチレン処理技術分野では、9月11日から9月25日まで実証機関の応募の受付を行ったところ、1団体から申請がありました。
10月10日に開催された第4回WG会合において、[1]組織・体制 [2]技術的能力 [3]公平性の確保 [4]公正性の確保 [5]実証試験の品質管理 の5つの観点から、専門家によるヒアリング審査を行い、東京都を実証機関として選定いたしました。
<問い合わせ先>東京都環境局環境改善部有害化学物質対策課 佐藤 TEL: 03-5321-1111(内線 42-415 ) FAX: 03-5388-1376 東京都環境科学研究所 応用研究部 樋口 TEL: 03-3699-1331 FAX: 03-3699-1345 - 今後の予定
10月下旬以降には、実証機関によって、メーカー等から実証対象技術の公募が行われ、専門家による審査等を踏まえて、実証対象技術の選定が行われる予定です。実証対象技術として選定された技術については、実証機関による実証試験計画の策定を経た上で、実証試験が実施され、実証試験結果報告書の作成・公表が行われる予定です。
- 連絡先
- 環境省環境管理局総務課環境管理技術室
室長 :徳永 泉(内6550)
室補佐:進藤 和澄(内6557)