報道発表資料
環境省では、沖縄本島周辺海域に生息するジュゴンの全般的な保護方策を検討するため、平成13年度に引き続き、平成14年度も「ジュゴンと藻場の広域的調査」を実施しています。
今般、この一環として、沖縄本島周辺海域において、セスナ機によるジュゴンの目視調査(第2回)を実施したところ、1月31日に、平成14年9月に実施した第1回の調査に引き続いて、遊泳中のジュゴンを確認しましたので、お知らせいたします。
今般、この一環として、沖縄本島周辺海域において、セスナ機によるジュゴンの目視調査(第2回)を実施したところ、1月31日に、平成14年9月に実施した第1回の調査に引き続いて、遊泳中のジュゴンを確認しましたので、お知らせいたします。
- セスナ機によるジュゴンの目視調査(第2回)
- ジュゴンの確認状況
- 参考
(1) | 期間 | |
・ | 平成15年1月24日~1月31日 (24日は予備調査を実施) |
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(2) | 調査方法 | |
・ | 沖縄本島周辺沿岸を全域に渡って飛行する周回ルートを、概ねサンゴ礁縁に沿って10回飛行した(別添「図1.飛行ルート図」参照)。 | |
・ | 観察員は4名とし、観察範囲を決めず、広い範囲を自由に観察しながらジュゴンの発見に努めた。 |
(1) | 発見日時 | ||
・ | 平成15年1月31日(金) 午後3時9分頃 |
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(2) | 確認地点 | ||
・ | 沖縄県名護市の大浦湾北部の安部崎(あぶみさき)リーフ付近(別添「図2.ジュゴン確認地点」参照) 北緯26度31分52秒、東経128度05分20秒の海上 (当該地点の最大水深は約15メートル。) |
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(3) | 確認された個体(別添写真参考) | ||
・ | 成獣と考えられる個体1頭 | ||
* | 写真は電子情報で準備しておりますので、必要な方は担当までご連絡下さい。 |
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(4) | 発見時の状況 | ||
・ | ジュゴンはリーフ外側の海底が深みに落ちる地点付近を南方向に遊泳していた。 | ||
・ | 遊泳するジュゴンの付近でウミガメも確認された。 | ||
・ | ウミガメの大きさから推測すると、当該個体は成獣と考えられる。 |
(1) | 第1回目のセスナ機による目視調査 | |
[1] | 期間 | |
平成14年9月18日~9月24日及び10月29日 |
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[2] | 結果 | |
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平成14年9月19日(木)午前9時20分、金武岬(きんみさき)沖合い南南西およそ5キロメートル(金武湾中央部)で、北に向かって遊泳する成獣と思われる2頭のジュゴンを確認しました。 |
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(2) | 「ジュゴンと藻場の広域的調査」について | |
・ | 本調査は、沖縄周辺海域に生息するジュゴンの全般的な保護方策の検討に必要な情報やデータを確保することを目的に、平成13年度から概ね3カ年の予定で実施しているものです。 | |
・ | 平成13年度の調査結果の概要及び平成14年度の調査内容は、環境省ホームページに掲載されています。 |
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局野生生物課
課長 黒田 大三郎(内線6460)
課長補佐 河本 晃利 (内線6462)
専門官 清野 達男 (内線6464)