報道発表資料

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2014年09月18日
  • 水・土壌

「水質汚濁防止法に基づく排出水の排出、地下浸透水の浸透等の規制に係る項目の許容限度等の見直しについて(答申)」について(お知らせ)

 平成26年9月11日(木)に開催された中央環境審議会水環境部会(第35回)において、「水質汚濁防止法に基づく排出水の排出、地下浸透水の浸透等の規制に係る項目の許容限度等の見直しについて(報告)」が取りまとめられ、同日付けで中央環境審議会会長から環境大臣へ答申がなされました。
 これを受け、環境省ではカドミウム及びその化合物に関する排水基準等について、水質汚濁防止法施行規則及び排水基準を定める省令の改正を行う予定です。

1.審議の経緯

 平成25年8月30日に環境大臣が中央環境審議会に対して諮問した「水質汚濁防止法に基づく排出水の排出、地下浸透水の浸透等の規制に係る項目の許容限度等の見直しについて」(諮問第359号)は、同年11月より、中央環境審議会水環境部会に設置された排水規制等専門委員会において検討がなされ、平成26年7月に報告が取りまとめられました。

 この報告は、平成26年9月11日に開催された中央環境審議会水環境部会(第35回)において審議され、同日付けで中央環境審議会会長から環境大臣へ別添のとおり答申がなされました。

2.答申の概要

 カドミウム及びその化合物に関する水質汚濁防止法に基づく排出水の排出、地下浸透水の浸透等の規制に係る項目の許容限度等の見直しの検討を行った結果、以下の通り結論を得ました。

カドミウム及びその化合物に関する基準値の見直し
基準新たな基準値現行の基準値
排水基準 0.03mg/L 0.1mg/L
特定地下浸透水が有害物質を含むものとしての要件(地下浸透基準)

(据え置き)

0.001mg/L
地下水の浄化措置命令に関する浄化基準 0.003mg/L 0.01mg/L

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局水環境課
直   通:03-5521-8313
代   表:03-3581-3351
課   長:大村 卓 (内線6610)
課長補佐:吉村 陽 (内線6615)
担   当:重森 俊一(内線6629)

環境省水・大気環境局土壌環境課地下水・地盤環境室
直   通:03-5521-8309
室長補佐:袖野 玲子(内線6604)
担   当:大河原弘樹(内線6607)

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