報道発表資料
1.概要
昨年10月に水銀に関する水俣条約(以下「水俣条約」という。)が採択されたことを受け、水俣条約の早期発効の実現に向けて、我が国の有する水銀対策技術、水俣地域での地域再生の取組等を国際社会に広く情報発信するため、今年10月18日、熊本県及び水俣市と協力し、環境省・国立水俣病総合研究センターの主催にて「水俣条約1周年フォーラム」を開催いたします。
本フォーラムでは、水俣市内にある四つの中学校の1年生に参加していただき、国内外の研究者とディスカッションを交えた後、水俣条約の早期発効の実現に向けたメッセージを作成・発表するとともに、今年11月に開催される水銀に関する水俣条約政府間交渉委員会第6回会合(INC6、タイ)の会場にそのメッセージを届けます。また、国内外の水銀研究者による公開研究発表会(国立水俣病総合研究センター(NIMD)フォーラム)も併せて行います。
2.日時
平成26年10月18日(土)9:30 ~ 17:45
3.場所
水俣病情報センター(熊本県水俣市明神町55-10)
(水俣市立水俣病資料館 熊本県水俣市明神町53)
4.主催
環境省・国立水俣病総合研究センター、熊本県、水俣市
5.後援
水俣市教育委員会
6.参加者
・環境省(未定)、熊本県知事、水俣市長
・Tim Kasten (UNEP)
・佐藤 洋(内閣府食品安全委員会委員)
・Laurie H.M. Chan (オタワ大学教授)
・Milena Horvat (ジョセフステファン研究所環境科学部長、スロベニア)
・Ana Choi (ハーバード大学研究員)
・さかなクン 他現在調整中
7.実施内容(予定)
~水俣条約フォーラム~
(1) オープニング 9:30~9:45
・もやい音楽祭入選曲演奏
(2)セミナー 9:45~11:00
○県主催
・熊本県知事メッセージ
・水俣条約講座
・水銀フリーへの取組み紹介
(3)ミーティング(著名水銀研究者と水俣の子どもたち) 11:00~11:45
○国立水俣病総合研究センター・水俣市共催
・水俣市内にある四つの中学校の一年生が、水銀に関する著名な研究者等と、水銀対策、国際貢献等についてディスカッション
(4)世界に向けたメッセージ作成 11:45~12:30
○国立水俣病総合研究センター主催
・国水研が実施する事前授業や本プログラム(1)(2)で学んだこと、知ったこと通じて、水俣条約の早期発効の実現に関して「感じたこと」や「世界に届けたいこと」をメッセージカードに記入。
(5)セレモニー 12:30~13:15
○環境省・国立水俣病総合研究センター、県、水俣市共催
・UNEP、環境省(未定)、水俣市長挨拶
・子どもたちからのメッセージを環境省(未定)に手交
⇒水銀に関する水俣条約政府間交渉委員会第6回会合(INC6(11/3~7)、タイ)で発信(動画、メッセージ)
(6)さかなクン講演 13:15~14:15
○国立水俣病総合研究センター主催
・子どもたちと海洋環境の大切さを考える。
(7)クロージング 14:15~14:30
~NIMDフォーラム~
(8)NIMDフォーラム研究者会議 15:15~17:45
(9)NIMDフォーラムレセプション 19:00~20:30
※NIMD(National Institute for Minamata Disease:国立水俣病総合研究センター)
8.参加申込
・水俣条約フォーラム(9:30~)
会場スペースの関係から一般の方は参加できません。
・NIMDフォーラム(15:15~)
参加希望の方は下記アドレスまたはFAXでお申込み下さい。
(〆切:10月15日、英語での講演となります)
メール:kokusai@nimd.go.jp
FAX:0966-61-1145
・取材を希望する場合は、
社名・氏名が明示された腕章を着用の上、当日会場受付にて御登録ください。
受付にてプレスエリア等の御案内をいたします。
9.お問い合わせ先
国立水俣病総合研究センター 総務課
T E L:0966-63-3111
課 長:鈴木 弘幸(内線101)
担 当:井越 有香(内線106)
松本 かおり(内線108)
- 連絡先
- 環境省環境保健部環境保健企画管理課
代 表:03-3581-3351
直 通:03-5521-8252
課 長:菊池 英弘
課長補佐:近藤 亮太
国立水俣病総合研究センター
代 表:0966-63-3111
課 長:鈴木 弘幸
担 当:井越 有香