報道発表資料
第三次循環基本計画では、エコタウン事業により整備したリサイクル施設の有効活用や、循環資源を収集する側と循環資源を活用する側との連携を図ることとされていますが、これまでの調査で、安定的な循環資源の調達等について、多くのエコタウン施設が課題を抱えていることがわかってきました。
そこで、循環資源の調達や再生資源の供給先の確保が困難であるなどの問題に直面しているエコタウン等の静脈施設が集積した地域を対象に、資源循環の安定化によって既存施設の能力を最大限活用するためのモデル的な実証事業を行います。
1 応募要件
次のうちいずれかに該当する者とします。
(1)エコタウン等を有する自治体
(2)エコタウン等において循環産業に取り組んでいる事業者
※「エコタウン等」とは「エコタウン」又はエコタウン以外で静脈施設が集積している地域をいいます。
※事業者による申請の場合には、立地する地域の自治体に実施計画の概要を報告した上で申請することとし、特にエコタウン承認地域においては、エコタウンプランに適合していることを要件とします。
2 応募方法
(1)応募様式
応募様式1及び2に記入してください。また、枚数は、おおむねA4片面2~3枚
程度までとします。
(2)応募期間
平成26年8月8日(金)16:00から
平成26年9月19日(金)17:00まで
(3)応募方法
応募期限までに、応募様式1及び2を事項の担当者あて郵送するとともに、応募様式データをメール送付してください(押印した応募様式1についてはスキャンしたデータをPDF形式でお送りください)。応募期限を過ぎますと受理できませんので、ご注意ください。
(4)応募書類提出先及びお問い合わせ先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課 リサイクル推進室 清水・高橋
所在地:〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2
TEL:03-3581-3351(内線6829)
MAIL: HIROKI_TAKAHASHI@env.go.jp
3 事業対象予算費目
(1)公募上限金額は15,000千円(税抜き)とし、備品の計上は不可とします。(採択予定件数:3件程度)
(2)予算費目については、次のとおりとします。
人件費、人材派遣費、謝金、旅費、印刷製本費、借料・損料、会議費、外注費(分析費等)、複写費 その他必要と認められる経費
※備品購入や施設整備など、事業終了後に財産となるような支出はできませんので、ご留意ください。5万円を超える物品の計上は不可とします。
4 モデル事業の内容
(1)モデル事業概要
エコタウン等の静脈施設が集積した地域を対象に、資源循環の安定化によって既存施設の能力を最大限活用するためのモデル事業を実施します。
(2)事業テーマ例
通常の廃棄物処理に比べ、既存の静脈施設を最大限に活用することによって、高い環境保全効果を生みだすことを前提に、エコタウン等における循環資源の調達及び再生資源の供給の円滑化に資するモデルプランを立案し、その実証及び効果の検証を行います。
例えば、
・エコタウン事業者間連携による輸送効率化
・販路開拓や、新製品開発等の循環産業が自ら動脈化を行う事業
(廃食品、建設廃棄物、汚泥等を扱う循環産業がこれらを原料として自ら製品
生産を行う等)
・循環産業によるエネルギー供給サービスの展開
といったものが考えられます(上記はあくまで一例です)。
なお、自治体の新たな廃棄物政策と結びつけたプランも対象とします。
(3)重点募集テーマ
今回の公募では、エコタウンの地域循環圏拠点形成の促進を図るため、循環資源の地域内循環や、循環資源の特性に応じた規模での地域内連携などによって循環産業を生み出していくようなテーマを重点的に募集します。
5 選定結果
外部審査委員会(書面審査)によって、事業を行う自治体及び事業者を選定します。
選定結果は申請者に通知します。
6 その他
詳細については、公募要領等をご参照下さい。
添付資料については、環境省HP(https://www.env.go.jp/press/index.html)を御参照下さい。
添付資料
- 連絡先
- 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課
リサイクル推進室
直 通:03-5501-3153
代 表:03-3581-3351
室 長:庄子 真憲(内線6831)
室長補佐:清水 延彦(内線6824)
担 当:高橋 弘樹(内線6829)