報道発表資料

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2014年05月16日
  • 自然環境

(公社)日本動物園水族館協会と環境省との「生物多様性保全の推進に関する基本協定書」の締結について

 (公社)日本動物園水族館協会(以下「日動水」という。)と環境省は、絶滅危惧種の生息域外保全や外来種対策、普及啓発等に係る取組に関して一層の連携を図り、我が国の生物多様性保全の推進に資することを目的として、「生物多様性保全の推進に関する基本協定書」を締結することとしました。
 本協定の締結に係る署名式を、5月22日(木)16時30分から、ホテルアソシア静岡(平成26年度日動水通常総会会場)において行います。なお、本報道発表は(公社)日本動物園水族館協会と同時発表です。

1 経緯
 日動水と環境省自然環境局は、これまでツシマヤマネコなど絶滅危惧種の生息域外保全などの取組において協力を行ってきました。また、平成26年4月11日に環境省が策定した「絶滅のおそれのある野生生物種の保全戦略」において、生息域外保全の取組連携などの強化を目的とした協定を締結することとしていました。
 それらを受けて、日動水と環境省自然環境局は、これまでに実施してきた取組を踏まえ、まずは絶滅危惧種の生息域外保全及び外来種対策等に係る取組に関して一層の連携を図ることにより、我が国の生物多様性保全の一層の推進に資することを目的として、本協定を締結することとしました。

2 本協定の主な内容
1) 我が国の生物多様性保全の推進に係る連携を図るため、連絡調整会議(年に1回程度)を開催する。
2) 絶滅危惧種の生息域外保全の取組を連携して実施する。特に、ライチョウやツシマヤマネコなど「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(略称:種の保存法)」における国内希少野生動植物種については、積極的に取組を推進していく。
3) 外来種対策について、日動水は防除手法に対する専門的助言、侵略的外来種に関する調査研究や同定への協力を必要に応じて行う。
4) 生物多様性保全に資する普及啓発及びその他の活動について、必要に応じて相互の取組に協力する。

3 本協定の署名式について
【日  時】平成26年5月22日(木)16:30~17:00(予定)
【会  場】ホテルアソシア静岡  (平成26年度日動水通常総会会場)
       〒420-0851 静岡県静岡市葵区黒金町56番地
【署名者】 日動水:会長 山本 茂行  
      環境省:未定

※署名式の終了後、別室にて詳細を説明する記者会見を行います。
   日  時: 平成26年5月22日  17:10~17:30 (署名式直後)
   会  場: 同ホテル内別室
   説明者: 環境省(野生生物課希少種保全推進室長)
         協会(新旧会長、副会長、生物多様性委員長)

取材について
 取材を希望される方は、5月21日(水)までに、下記連絡先に事前に登録願います。事前にお申し込みの無い場合は、会場の都合上、取材をお断りする場合がありますのでご注意下さい。
取材連絡先:日動水総会事務局:静岡市立日本平動物園
         〒422-8005 静岡県静岡市駿河区池田1767-6
         Tel  054-262-3251 Fax 054-262-3489
         担当:企画係長 岡村貴晶

添付資料

連絡先
環境省自然環境局野生生物課希少種保全推進室
直通 : 03 - 5521 - 8283
代表 : 03 - 3581 - 3351
室  長 : 安田 直人 (6677)
室長補佐 : 加藤 麻理子(6464)
係  長 : 三宅 悠介 (6687)

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