報道発表資料

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2013年08月06日
  • 総合政策

平成25年度住民参加による低炭素都市形成計画策定モデル事業(アセスガイドライン利用ケース)の採択について(お知らせ)

 環境省では、全国各地で実施されている都市再開発の機会を捉えて、効果的なCO2排出量の削減や住民の多様なニーズを十分に反映した都市・地域の低炭素化を図るためのモデル的な取組を推進するため、「平成25年度住民参加による低炭素都市形成計画策定モデル事業(アセスガイドライン利用ケース)」の公募を行いました。
 その結果、御応募いただいた4件のうち、4件の採択を行うこととしましたので、お知らせします。

1.事業の概要及び目的

 我が国では、世界の地球温暖化問題に積極的に貢献するため、2013年以降の地球温暖化対策について現在議論が進められており、また、2050年に温室効果ガス排出量を現状から80%削減することについて政府として閣議決定したところです。
 我が国のCO2排出量は、人々の生活に関わりの深い家庭部門、業務部門及び運輸部門における排出量が全体の約5割を占めており、都市や地域の低炭素化の促進が求められています。また、都市・地域構造の転換は、地域社会の大きな変化を伴うため、低炭素化対策のみならず地域社会の多様なニーズを反映させることが求められます。
 このため、環境省では、本事業により都市の面的な開発事業等の検討や実施の機会を捉えて、より効果的なCO2排出量の削減及び住民の多様なニーズを反映した都市・地域の低炭素化を図るための計画策定の検討を行う開発事業者等に対して支援を行い、都市・地域の低炭素化等に関するモデル的な取組を推進しています。

2.公募対象事業

 公募の対象となるモデル事業は、民間事業者等が実施する都市再開発事業について、CO2削減をはじめとする環境配慮事項に係る目標の設定、環境影響の予測・評価及び環境保全措置の検討をもとにして行う目標達成に向けた具体的取組、実施体制等の検討並びにこれらの実施に伴う住民等の広範な関係者の参画を行うモデル的な取組を対象とします。

3.選定結果

 公募に対して4件の応募があり、CO2削減効果、実現可能性及び先進性等の観点から審査を行った結果、4件(別紙参照)の採択を行うこととしました。

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境影響審査室
室長  :瀬川 恵子 (内6231)
審査官:田中 準  (内6248)
担当  :石井 洋二 (内6209)
電話   03-3581-3351(代表)
      03-5521-8237(直通)

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