報道発表資料
1993年にラムサール条約第5回締約国会議(COP5・通称「釧路会議」)が北海道・釧路市で開催されてから、今年で20年となります。釧路会議は、日本国民が湿地をはじめとした自然環境とその保全への関心を飛躍的に高め、その後の市民運動と住民参加を前進させるのに大きく貢献し、この20年で湿地の重要性やラムサール条約に対する認識は格段に向上しました。
このシンポジウムは、海外からのゲストをはじめ釧路会議に関わった方たちを交え、過去20年間の湿地に関する取組をふり返るとともに、今後の湿地の保全と賢明な利用のあり方、ラムサール条約の役割を考えていきます。
ラムサール条約第5回締約国会議(釧路会議)開催20周年記念シンポジウム
「ラムサール釧路会議(COP5)+20」
~20年前をふり返りつつ湿地とラムサール条約の将来を考える~
- 【日時】
- 2013年7月4日(木) 14:00~17:00
- 【場所】
- 国連大学ウ・タント国際会議場(東京・青山)※ 別紙「会場地図」参照
- 【主催】
- 環境省、国連大学サステイナビリティと平和研究所(UNU-ISP)、地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)、ラムサールセンター(RCJ)、NPO法人日本国際湿地保全連合(WIJ)
- 【後援】
- 外務省、ラムサール条約登録湿地関係市町村会議、ラムサール条約登録湿地を増やす議員の会、日本湿地学会、地球環境基金、経団連自然保護協議会
- 【協力】
- ラムサール条約事務局
参加申込方法
- [1]
- オンラインフォームで申し込む⇒日本国際湿地保全連合HPトップページ(http://japan.wetlands.org/)右上のリンク「オンラインフォームで申し込む」からお申込みください。
- [2]
- FAXまたはe-mailで申し込む⇒別紙の「参加申込フォーム」に必要事項を記入してお送りください。
参加費・入場料: 無料
- ※
- シンポジウムには日英同時通訳が付きます。
- ※
- 終了後、2階レセプションホールでパネリストとの交流会を開催します。
(会費制3,000円)
プログラム
- 司会:渡辺綱男
- (UNU-ISPシニア・プログラム・コーディネーター、GEOCコーディネーター)
- 13:30-14:00
- 開場・受付
- 14:00-14:20
- 開会挨拶 環境省・国連大学・ラムサール条約事務局長からのビデオメッセージ
- 14:20-15:00
- 講演
- Daniel Navid(元ラムサール条約事務局長)
- 「ラムサール条約の過去・現在・未来」
- Lawrence Mason(元米国魚類・野生生物局、釧路会議副議長)
- 「釧路会議が米国における湿地保全やラムサール条約の実施に果たした役割」
- 15:00-15:10
- 休憩
- 15:10-17:00
- パネルディスカッション
- パネリスト:Daniel Navid、Lawrence Mason
- 中島慶二(環境省自然環境局野生生物課長)
- 「わが国の湿地保全と賢明な利用の取組」
- 鈴木 信(釧路市上下水道部長、元COP5担当者)
- 「釧路会議と湿地をとりまく地域の取組」
- 大畑孝二(日本野鳥の会チーフレンジャー)
- 「釧路会議とNGO、ラムサール条約湿地の変遷」
- 小林聡史(釧路公立大学教授、元ラムサール条約事務局員)
- 「釧路会議後の市民とNGOの湿地保全と賢明な利用への取組の進展」
- コーディネーター:名執芳博(WIJ会長)
- 17:30~19:30
- パネリストとの交流会(会費制)
連絡・問い合わせ先
NPO法人日本国際湿地保全連合(WIJ)(担当:佐々木、小畑)
Tel:03-5614-2150 Fax:03-6806-4187 E-mail:uketsuke@wi-japan.org
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局野生生物課
(代表:03-3581-3351)
(直通:03-5521-8283)
課長 :中島 慶二 (内線:6460)
専門官:荒牧 まりさ(内線:6462)
係長 :柳谷 牧子 (内線:6468)
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成24年7月19日
- ラムサール条約第11回締約国会議(COP11)の結果概要について(お知らせ)
- 平成24年7月3日
- ラムサール条約第11回締約国会議(COP11)の開催及び湿地の新規登録について(お知らせ)