報道発表資料

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1998年01月26日

アジア太平洋環境情報ネットワーク・第2回国際ワークショップの開催について

環境庁は、2月3日及び4日の両日、東京において、アジア太平洋地域各国及び関係国際機関の専門家の参加を得て、「アジア太平洋環境情報ネットワーク・第2回国際ワークショップ」を開催する。
 本会合においては、第1回国際ワークショップ(平成8年10月)の成果を受け、アジア太平洋環境情報ネットワーク(エコアジア・ネット)の構築に必要となるガイドライン(各国が整備すべき情報及びその提供の方法等)のとりまとめ等について議論が行われる予定である。
1.開催の趣旨
(1)エコアジア・ネット
アジア太平洋環境情報ネットワーク(エコアジア・ネット)は、エコアジア96(平成8年6月、群馬県水上町)において環境庁がその設立を提案し、会議参加者の歓迎・支持を受けた構想であり、アジア太平洋地域内の環境の状況、環境政策等に関する情報をインターネットを通じて交換・共有し、本地域の持続可能な発展に役立てようとするものである。
(2)エコアジア・ネット・国際ワークショップ
本ワークショップは、エコアジア・ネットの実現に向けて、その目的、機能、システム、交換・共有すべき情報の内容等について検討を行うため、環境庁が開催しているものであり、第1回会合は、平成8年10月に開催された。第2回目となる今回会合においては、エコアジア・ネットの構築に必要となるガイドライン(各国が整備すべき環境関連情報の種類及びその提供の方法等)のとりまとめることを主たる目的としている。

2.主催  環境庁

3.日時  平成10年2月3日(火)、4日(水)

4.
場所  椿山荘フォーシーズンズ・ホテル
  東京都文京区関口2-10-8電話:3493-1111

5.プログラム  別紙1のとおり

6.参加者(予定)
(1)アジア太平洋各国からの参加(在日大使館からの参加を含む)
15か国15名の専門家
オーストラリア、カンボジア、中国、フィジー、インド、インドネシア、ラオス、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、ネパール、パキスタン、フィリピン、シンガポール、タイ
(2)関係国際機関等6機関6名の専門家
国際熱帯木材機関(ITTO)、南太平洋地域環境計画(SPREP)、国連環境計画アジア太平洋環境評価計画(UNEP-EAP/AP)、国連大学、国連環境計画国際環境技術センター(UNEP/IETC)、世界銀行
(3)日本からの参加者約10名
環境庁、国内専門家等

主要討議事項
(1)エコアジアネット構築のためのガイドライン(仮称)に関する検討
第1回ワークショップの議論を踏まえて事務局が作成したエコアジアネット構築のためのガイドライン案(エコアジアネットの目的、果たすべき機能、システムの概要、各国が整備すべき環境情報の種類及びその提供の方法等について定めた文書)について検討を行い、これをとりまとめる。
(2)エコアジアネットの実現に向けた課題に関する議論
ガイドラインのとりまとめを受け、その実現に向けた今後の課題等について検討を行う。

使用言語  英語(通訳なし)


別紙1

エコアジアネットに関する第2回国際ワークショップ

1998年2月3日~4日、東京

プログラム(予定)

第1日10:00-10:15開会
10:15-10:30これまでの経過及び第2回ワークショップのねらい
10:30-12:00環境情報ネットワークを巡る各国の現状と課題:参加者からの報告
12:00-13:30昼食
13:30-15:00エコアジアネット(プロトタイプ)及びエコアジアネット構築のための
ガイドライン案の説明
15:00-15:15コーヒー・ブレーク
15:15-17:00ガイドライン案に関する議論
レセプション
第2日09:30-11:00ガイドライン案に関する議論(総括)
11:00-11:30コーヒー・ブレーク
11:30-12:00議長サマリーの検討・採択
12:00閉会
連絡先
環境庁企画調整局地球環境部企画課
課    長 :柳下 正治(6731)
 課長補佐 :岸部 和美(6721)
 担    当 :磯崎 孝喜(6736)