報道発表資料
環境省では、土壌汚染対策の一環として、実証試験段階にある低コスト・低負荷型の土壌汚染の調査技術及び対策技術を公募し、技術開発及びその評価を行う調査事業を実施しています。
この度、本調査事業の平成23年度の評価結果を取りまとめましたので、公表します。
1.本調査の目的
本調査では、低コスト・低負荷型の土壌汚染の調査及び対策に資する実証試験段階の技術を開発するとともに、当該技術開発の結果を評価し、公表することにより、土壌汚染対策の推進を図ることを目的としています。
2.本調査の結果概要
平成23年度は、本調査の対象技術について、土壌汚染対策法に定める特定有害物質、ダイオキシン類及び鉱油類により汚染された土壌の調査及び対策に資する実証試験段階の技術を対象として募集を行ったところ、5件の応募がありました。
これらの応募技術の中から、学識経験者で構成される「平成22年度低コスト・低負荷型土壌汚染調査・対策技術検討調査及びダイオキシン類汚染土壌浄化技術等確立調査」検討会における審査により、2件の技術が選定されましたが、震災の影響により、1技術については実証試験場所の確保が困難となったため、途中辞退の申し出がありました。
この度、次表に示す技術について、企業による技術開発の結果及び「平成23年度低コスト・低負荷型土壌汚染調査対策技術検討調査」検討会における評価結果の概要を作成しました。
機関名 | 対象技術 | 技術の名称 |
---|---|---|
新日鉄エンジニアリング(株) | 対策 (浄化) |
ハイブリッドスパージングにおけるオゾンによる鉱油類汚染土壌の浄化 |
添付資料
- 連絡先
- 環境省水・大気環境局土壌環境課
直通 :03-5521-8338
代表 :03-3581-3351
課長 :粕谷 明博 (内:6650)
課長補佐:紺野 道昭 (内:6649)
担当 :助川 洋平 (内:6659)
担当 :小笠原貴道(内:6656)