報道発表資料
「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令」が本日閣議決定されました。
本政令は、国内希少野生動植物種*1にウラジロヒカゲツツジ等の3種を追加するとともに、最新の知見等に基づき既存の指定種の学名変更を行うものです。
併せて、本年3月29日(木)~4月8日(日)の間に実施した本政令案に関する意見募集(パブリックコメント)について、その結果を取りまとめましたので、お知らせいたします。
- *1)
- 国内希少野生動植物種:我が国に生息・生育する絶滅のおそれのある野生動植物の種であって、政令で定めるもの。捕獲・採取、譲渡し等が原則禁止となる。これまでヤンバルクイナ、イリオモテヤマネコ等87種の動植物を指定。今回の指定で90種となります。
本政令の概要
1.内容
- (1)以下の種を国内希少野生動植物として追加する(施行令第1条第1項及び別表第1の表2関係)。
- [1]ロドデンドロン・ケイスケイ変種ヒュポグラウクム(ウラジロヒカゲツツジ)
[2]ヌファル・スブメルサ(シモツケコウホネ)
[3]プリムラ・キソアナ変種キソアナ(カッコソウ) - (2)その他
- ウミガラス、ヤンバルクイナ、オオトラツグミ、オオセッカの学名の見直し(施行令別表第1の表1)。
2.施行期日
平成24年5月1日
パブリックコメントの実施結果
1.意見提出期間
平成24年3月29日(木)~4月8日(日)
2.意見募集結果
意見提出件数 3通
添付資料
- 連絡先
- 環境省自然環境局野生生物課
課長 : 亀澤 玲治 (6460)
課長補佐 : 山本 麻衣 (6475)
専門官 : 加藤 麻理子(6469)
係長 : 浪花 伸和 (6469)
直通 (03) 5521 - 8283
関連情報
過去の報道発表資料
- 平成23年3月15日
- 「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令」について(お知らせ)
- 平成21年11月27日
- 「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令」について
- 平成20年7月18日
- 「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律施行令の一部を改正する政令」について