報道発表資料

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2000年08月31日

平成13年度地球環境保全関係予算概算要求について

環境庁は、このほど、関係省庁の平成13年度地球環境保全関係予算の概算要求・要望事項を取りまとめた。
 平成13年度地球環境保全関係予算の概算要求額は総額6,733億円(うち日本新生特別枠等特別枠が233億円)で、平成12年度予算額と比べた伸び率は1.9%となった。
主な概算要求・要望は以下のとおり。
(単位の記述のないものの単位は百万円。本頁及び次頁において括弧内は平成12年度予算)

1.国際的枠組みづくり
111億円
  地球環境保全のための国際的な枠組みづくりを積極的に推進する。
  主要国環境大臣会合開催経費(環境省) 68 (        0)
  インターネットを活用した地球環境共同研究システム構築経費(環境省) 2,003 (        0)
  インターネットを活用した地球環境保護活動支援システムに関する研究開発(総務省(郵政省)) 200 (        0)
IPF/IFF行動提案推進アジア地域国際森林専門家会合開催(農林水産省) 20 (        0)
   ・ 「交通と環境」に関する先進国交通担当大臣会合の開催及び国際共同研究プロジェクト(国土交通省(運輸省)) 175 (        0)

2.観測・監視、調査研究
1,276億円
  地球環境保全のため、その科学的基礎となるデータの整備・調査研究を行う。
  アジア太平洋地域環境イノベーション戦略推進費(環境省) 1,074 (        0)
  環日本海海洋環境ウォッチ(環境省) 110 (        0)
  地球シミュレーターの開発(文部科学省(科学技術庁)) 11,828 ( 8,093)
成層圏プラットフォームの研究開発(文部科学省(科学技術庁)) 2,019 (  1,230)
総合地球環境学研究所(仮称)の創設(文部科学省(文部省)) 482 (      54)
アジア東部地域森林動態把握システム整備事業(農林水産省) 204 (        0)
地域新エネルギー・省エネルギービジョン策定等事業費補助金(経済産業省) 1,719 (        0)
   ・ 飛行検査機を用いた地球環境観測体制の強化(空のARGO計画)(国土交通省(運輸省)) 400 (        0)

.技術開発、普及
4,219億円
  地球環境保全のための技術の開発、普及を図る。
  クリーンエネルギー源の安全性に関する研究施設の整備(総務省(自治省)) 1,247 (        0)
  ナノスケール環境エネルギー材料開発(文部科学省(科学技術庁)) 474 (        0)
  農林業におけるバイオマスエネルギー実用化技術の開発(農林水産省) 700 (        0)
バイオマスエネルギー高効率転換技術開発費補助金(経済産業省) 2,000 (        0)
エネルギーと資源の自立循環型住宅・都市基盤整備支援システムの開発(国土交通省(建設省)) 46 (        0)
スーパーエコシップの研究開発(国土交通省(運輸省))  331 (        0)

.環境協力の推進
276億円
  開発途上国の地球環境保全のための努力に対し、資金、技術の両面において、協力していく。
  21世紀初頭における環境・開発統合支援戦略策定費(環境省)  129 (        0)
  民間植林協力推進支援事業(農林水産省) 124 (        0)
  国際エネルギー使用合理化等対策事業費補助金(経済産業省) 13,593 (        0)

5.環境配慮
4億円
   政府開発援助の実施に際しての環境配慮を強化する。

6.国内の持続可能な社会の実現に向けた取組
847億円
  身近な生活を地球環境保全型にしていく。
  地球温暖化防止先進技術実践モデル事業費補助金(環境省) 150 (        0)
  エネルギー需要最適マネジメント推進事業(経済産業省) 2,000 (        0)
交通需要マネジメント(TDM)社会実験(国土交通省(運輸省)) 1,400 (        0)

添付資料

連絡先
環境庁企画調整局地球環境部企画課
課   長 :一方井誠治(6731)
 課長補佐 :田中 聡志 (6734)
 担   当 :永見 靖  (6735)
        :香具 輝男 (同)

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