報道発表資料

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2011年09月12日
  • 自然環境

「IPBESに関する国際科学ワークショップ」成果文書の提出について(お知らせ)

 環境省は、本日付で、本年7月に開催した「IPBESに関する国際科学ワークショップ」の成果文書を国連環境計画(UNEP)に提出しましたのでお知らせします。
 なお、この成果文書は、本年10月及び年明けに予定されているIPBES総会において、生物多様性と生態系サービスに関する科学的な評価等に関する議論の参考文書として提供される予定です。

成果文書について

 環境省は、平成23年7月25日(月)から27日(水)までの3日間、国連大学において、南アフリカ共和国及び国連大学との共催により「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)に関する国際科学ワークショップ」を開催した。本ワークショップにおいては、IPBESの活動の柱の一つである生物多様性と生態系サービスに関する評価等について検討が行われた。
 成果文書は、IPBES設立に向けた背景と課題、及びこれまで国際的に行われてきた科学的な評価の経緯を整理した上で、生物多様性と生態系サービスに関する科学的評価のあり方についての様々な提案を示すもの。具体的には、設定された質問に答える形で、それぞれの項目に関する提案(recommendation)が示されている。この中には、科学的評価の枠組み、評価実施に必要な期間、組織構成、用いるべき情報と指標、評価実施のレベル、評価の対象、関係機関等との連携などに関する提案が盛り込まれている。
 今般、本ワークショップの成果文書がとりまとまったことから、環境省は、IPBES総会の実施主体である国連環境計画(UNEP)に提出した。
 なお、本成果文書は、本年10月及び年明けに予定されているIPBES総会において、生物多様性と生態系サービスに関する科学的な評価等に関する議論の参考文書として提供される予定。

(別紙1:成果文書概要(和文翻訳版)、別紙2:成果文書全文(英文)参照)

添付資料

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画室
直通:03-5521-8275
代表:03-3581-3351
室長:奥田 直久(内線 6480)
室長補佐:鈴木 渉(内線 6494)
担当:平野 淳(内線 6476)

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