報道発表資料

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2011年01月13日
  • 地球環境

再生可能エネルギー導入ポテンシャルマップの公開について(お知らせ)

 環境省では、再生可能エネルギーの賦存量及びポテンシャルの調査を行っています。今般、平成21年度の調査結果について、都道府県ごとに地図情報として見ることができる、「再生可能エネルギーポテンシャルマップ」をインターネット上に公開しました。[https://www.env.go.jp/earth/ondanka/rep/index.html]

1.調査の概要及びデータの公開について

 環境省では、再生可能エネルギーの更なる導入促進を目的として、「再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査」を実施し、太陽光発電(非住宅系建築物)、風力発電(陸上及び洋上)、中小水力発電及び地熱発電について、我が国における賦存量※1と導入ポテンシャル※2の調査を行っています。

※1
賦存量:理論的に推計することができるエネルギー資源量であって、種々の制約要因(土地用途、利用技術等)を考慮しないもの
※2
エネルギーの採取・利用に関して種々の制約要因を考慮したものであって、制約要因についてシナリオ(仮定)を設定した上で推計した利用可能なエネルギー資源量

 今般、平成21年度の調査結果のうち、風力発電、中小水力発電及び地熱発電の賦存量と導入ポテンシャルについて、都道府県ごとに地図情報として見ることができる、「再生可能エネルギーポテンシャルマップ」をインターネット上に公開しました。
 なお、平成21年度再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査の詳細は、環境省ウェブサイト(https://www.env.go.jp/earth/report/h22-02/index.html)に報告書を公表しています。

2.ポテンシャルマップの閲覧方法

 以下の環境省ウェブサイト「再生可能エネルギー導入ポテンシャルマップ(平成21年度)」から、「マップデータの閲覧」ボタンをクリックし、データファイルを開くことによって閲覧できます。
 https://www.env.go.jp/earth/ondanka/rep/index.html


(ポテンシャルマップの表示イメージ)

 なお、閲覧に当たっては、Google Earthをインストールする必要があります。
 http://www.google.co.jp/intl/ja/earth/index.html

3.データ取扱い上の留意点

(1)
本調査は、あくまで全国的な賦存量及びポテンシャルを推計することを目的とした調査であり、地域単位での推計や具体的な地点の特定等には必ずしも十分なものではありません。ある一定の考え方に基づく推計結果とお考えください。
(2)
ポテンシャルマップを引用する場合には、出典(環境省「再生可能エネルギー導入ポテンシャルマップ(平成21年度)」)や条件等を明記してください。
(3)
「再生可能エネルギー導入ポテンシャルマップ(平成21年度)」は、平成21年度末時点の調査結果です。環境省では、現在、精度向上のための調査を実施しており、平成23年4月ごろには新しいマップを公開する予定です。

4.相談受付窓口の設置について

 ポテンシャルマップに関するお問合せやご質問、ご相談に対応するため、相談受付窓口を設置しました(委託先:株式会社エックス都市研究所)。お問合せ等のある方は、環境省ウェブサイト「再生可能エネルギー導入ポテンシャルマップ(平成21年度)」より「お問合せ・ご質問・ご相談フォーム」をダウンロードし、必要事項を記入の上、相談窓口専用メールアドレスに送信してください。
 ただし、個別の地点や地域に関するお問合せには、原則としてお答えできません。なお、それ以外についても全てのお問合せ等に対応できない場合もあります。あらかじめご了承ください。

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課
直通 03-5521-8339
代表 03-3581-3351
課長 高橋 康夫 (内線6770)
調整官 立川 裕隆(内線6771)
課長補佐 平塚 二朗(内線6791)
担当 工藤 俊祐(内線6795)