報道発表資料
平成19年3月に開催されたG8環境大臣会合において採択された「ポツダム・イニシアティブ」を踏まえて研究が進められている、生態系と生物多様性の経済学(TEEB:The Economics of Ecosystems and Biodiversity)については、今年10月に愛知県名古屋市で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)までに報告書がとりまとめられる予定となっています。
今般、TEEBの進捗状況等について議論を行う「生物多様性と経済・ビジネスに関する国際シンポジウム」が開催されます。このシンポジウムは、環境省及び環境省が行う「環境経済の政策研究」の研究グループの協力のもと、開催されるものです。
1.会議の概要
- (1)
- 会議名称
生物多様性と経済・ビジネスに関する国際シンポジウム
-TEEBを通じて考える、生物多様性育む経済社会のすがた- - (2)
- 主催者等
- 主催:
- 財団法人地球環境戦略研究機関、名古屋大学エコトピア科学研究所、日本経済団体連合会自然保護協議会、国際自然保護連合日本プロジェクトオフィス
- 協力:
- 環境省、環境経済の政策研究(生物多様性分野)研究グループ
- (3)
- 開催月日
平成22(2010)年2月18日(木)13:00~17:30 - (4)
- 開催場所
経団連会館 経団連ホール北(東京都千代田区)
2.目的と概要
平成19年3月に開催されたG8環境大臣会合において採択された「ポツダム・イニシアティブ」を踏まえて研究が進められている、生態系と生物多様性の経済学(TEEB:The Economics of Ecosystems and Biodiversity)については、今年10月に愛知県名古屋市で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)までに報告書がとりまとめられる予定となっています。
このような中、今般、TEEBの進捗状況等について議論を行う「生物多様性と経済・ビジネスに関する国際シンポジウム」が開催されます。このシンポジウムは、環境省及び環境省が行う「環境経済の政策研究」の研究分野の一つである「生物多様性の価値や生態系サービスの経済的な評価と政策ツールに関する研究」の研究グループの協力のもと、開催されるものです。
3.会議スケジュール(予定)
- 13:00-13:15
- 開会挨拶
- 13:15-14:00
- 基調講演
- TEEB 研究リーダー
- パヴァン・スクデフ氏
(Dr. Pavan Sukhdev)
- 14:00-14:30
- 講演1 名古屋大学エコトピア科学研究所 林希一郎教授
- 14:30-15:00
- 講演2 日本経済団体連合会自然保護協議会
- 15:00-15:20
- 休憩
- 15:20-17:20
- パネルセッション 生物多様性:政策とビジネス
- コーディネータ:
-
財団法人地球環境戦略研究機関上席研究員 西宮洋氏
国際自然保護連合日本プロジェクトオフィスシニア・プロジェクト・オフィサー 古田尚也氏 - パネリスト:
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TEEB 研究リーダー パヴァン・スクデフ氏
- インド工科大学人間社会学部准教授
- ハリプリヤ・グンディメダ氏
(Dr. Haripriya Gundimeda) - 国際自然保護連合チーフエコノミスト
- ジョシュア・ビショップ氏
(Dr. Joshua Bishop) - 名古屋大学エコトピア科学研究所教授
- 林希一郎氏
- 長崎大学環境科学部教授
- 吉田謙太郎氏
- 17:20-17:25
- 総括
- 17:25-17:30
- 閉会挨拶
※会議の内容や参加者は、予告なく変更することがあります。
4.言語
日本語、英語(同時通訳あり)
5.傍聴手続き
本会議は、公開で行われます。
傍聴希望の方は、以下のホームページから参加登録をお願いします。
http://www.iges.or.jp/jp/news/event/20100218biodiversity/index.html
(外部のページにリンクしています。上記ホームページの有効期限:平成22(2010)年2月18日まで。)
※取材の方も同様に上記ホームページから参加登録が必要です。
- 連絡先
- 環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画室
直通:03-5521-8150
代表:03-3581-3351
室長:鳥居 敏男(内線 6480)
室長補佐:高橋 一彰(内線 6488)
担当:吉野 元(内線 6478)
環境省総合環境政策局環境計画課環境経済政策調査室
直通:03-5521-9265
代表:03-3581-3351
室長:川上 毅(内線 6227)
室長補佐:井上 和也(内線 6274)
室長補佐:久保 善哉(内線 6290)