報道発表資料
- 再生循環
3R促進のためのポイント制度等経済的インセンティブ付けに関する検討会報告(最終取りまとめ)及びポイント制度を活用した循環型社会づくり先進事例発表会の開催について(お知らせ)
環境省では、ポイントシステムを活用し、国民の3R(リデュース、リユース、リサイクル)の取組を進めるため、「3R促進のためのポイント制度等経済的インセンティブ付けに関する検討会」を昨年3月に設置し、これまで6回にわたり検討してきました。このたび、最終取りまとめを行いましたので、お知らせいたします。
また、平成22年3月12日(金)に「ポイント制度を活用した循環型社会づくり先進事例発表会」を東京都で開催します。この発表会は、国民、NGO/NPO等、事業者等によるコミュニティに根ざした循環型社会づくりを促進するため、各主体が連携した先進的な取組を全国に広く情報発信するものです。
1.最終取りまとめの概要
近年、温暖化対策分野を中心としたポイントシステムなど、経済的なインセンティブ付けを活用した取組が進んでいます。循環型社会の構築に向けても、更なる廃棄物の発生抑制と環境負荷の低減を図るため、消費者・市民、事業者の3Rにつながる環境行動を一層促進することが必要であり、そのための一方策としてポイントシステム(ここでは、特定の行動に対し、ポイントを付与するとともに、獲得したポイントを商品やサービス等と交換する制度全般のことをいう。)を活用することが考えられます。
今般、3R分野においてポイントを付与する既存の取組事例等を参考に、3R分野におけるポイントシステム活用の類型化を行うとともに、事業の発案、事業計画の検討、事業の実施及び評価の段階毎の課題の整理及び提言を行いました。
具体的には、課題としては費用負担を含めた関係者の役割分担や事業効果の明確化等があげられました。また、3Rエコポイントシステムの導入に向けては、関係者連携の上で導入に向けた計画的な取組が必要であり、3Rエコポイントの事業の発案、事業計画の策定、事業実施計画に至るまで、共通する課題やそれを踏まえた取組視点などについて事業の関係者に対して分かりやすいガイドラインを検討すること等の提言がなされました(詳細は別添資料1参照)。
なお、「3R分野におけるエコポイントシステムの論点整理(中間取りまとめ)(案)」に対する意見募集の結果については、以下のとおりであり、これらの意見を踏まえ、最終取りまとめを実施しました。
[意見募集の結果]
去る平成21年8月7日(金)から平成21年8月28日(金)にかけて実施した「3R分野におけるエコポイントシステムの論点整理(中間取りまとめ)(案)」について、国民の皆様からの意見募集を実施しました。
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- 提出された意見数
- 意見提出者数
- 3団体・個人
- 意見総数
- 6件
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- 意見の概要及びこれに対する考え方
頂いた御意見に対する考え方は、別添資料2のとおりです。
- <検討体制>
- 委員長:
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- 崎田 裕子
- 環境カウンセラー・ジャーナリスト、中央環境審議会委員
- 委員:
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- 大島 美保
- アスクル(株)環境マネジメントマネージャー
- 大和田 順子
- ロハスビジネスアライアンス共同代表
- 小野田 弘士
- 早稲田大学環境総合研究センター准教授
- 田崎 智宏
- (独)国立環境研究所循環型社会・廃棄物研究センター主任研究員
- (五十音順)
2.先進事例発表会の概要
先進事例発表会では、情報提供として、環境省からの施策紹介とポイント制度を活用した循環型社会づくりへの取組の先進的事例紹介を行った後に、パネルディスカッションを予定しています。
- (1)日時:
- 平成22年3月12日(金)午後2時00分~午後4時00分
- (2)場所:
- Forum S 5東洋海事ビル地下1階 会議室A、B
〒105-0004 東京都港区新橋3-2-5 - (3)主催:
- 環境省
- (4)対象者:
- 市民、NGO/NPO等民間団体、事業者、行政関係者等(定員100名)
- (5)参加費:
- 無料
- (6)申込方法:
- (参加には、事前申込みが必要です。)
- 本発表会への参加を希望される方は、別添資料3の参加申込書に必要事項を記入いただき、平成22年3月5日(金)までに、下記の事務局まで電子メールまたはFAXでお申し込み下さい。なお、会場の都合上、先着順とさせていただき、定員に達しましたら受付を終了させていただきますので、あらかじめご了承願います。
- (7)申込み及び問合せ先:
- (環境省3R推進事業支援業務事務局)
株式会社日経スタッフ 営業3部イベントグループ(担当:門馬(もんま)、東條(とうじょう))
〒101-0047 東京都千代田区内神田2-1-2 日本経済新聞社別館
◆TEL:03-5294-2405/FAX:03-5294-2470
◆電子メール:event@nikkeistaff.co.jp - (8)進行プログラム(予定)
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- 14:00~14:05
- 開会挨拶・趣旨説明
- 14:05~14:15
- 第2次循環型社会形成推進基本計画の進捗状況の第2回点検結果について
- 14:15~14:30
- 3Rエコポイント検討会の報告について
- 14:30~15:30
- 先進事例発表(1事例発表20分)
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- あだちエコネット事業
川口 弘(足立区環境部計画課) - ・
- ぎふ・エコライフ推進プロジェクト(レジ袋削減、マイ箸、マイ容器等の容器包装廃棄物の3Rの取組)
神田 浩史 (西濃環境NPOネットワーク・ぎふ・エコライフ推進プロジェクト実行委員会・実行委員長) - ・
- 北九州市民環境パスポート(カンパス)事業
佐藤 保明(北九州市環境局環境政策部環境首都政策課) - 15:30~16:00
- パネルディスカッション・質疑応答
「今後の展望について(仮題)」- ◇
- コーディネーター
- 大森 恵子
- (環境省大臣官房企画課循環型社会推進室 室長)
- ◇
- パネリスト
- 崎田 裕子
- (ジャーナリスト・環境カウンセラー、中央環境審議会委員、3Rエコポイント検討会委員長)
- ほか、上記先進事例発表者が参加。
- 16:00
- 閉会
- ※
- 上記内容は現時点での予定です。発表者の都合等により、プログラムの一部を変更する場合があることを御承知おきください。
- (9)取材について
- 御希望の方は平成22年3月5日(金)までに、「御社名、媒体名(テレビ、新聞等)、撮影の有無、取材代表者名、取材者合計人数、御連絡先(TEL、携帯電話、FAX、電子メール)」を明記の上、電子メールにより、上記の申込み及び問合せ先(電子メール:event@nikkeistaff.co.jp)までお申し込みをお願いいたします。なお、会場の都合上、お申し込みのない場合は、取材をお断りさせていただく場合がございますので御注意ください。
添付資料
- 別添資料1 「3R促進のためのポイント制度等経済的インセンティブ付けに関する検討会報告(最終取りまとめ)」 [PDF 19.3 MB]
- 別添資料2 意見整理表 [PDF 100 KB]
- 別添資料3 参加申込書 [DOC 219 KB]
- 連絡先
- 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課循環型社会推進室
直通:03-5521-8336
代表:03-3581-3351
室長:大森 恵子(内線 6898)
補佐:白石 知隆(内線 6807)
担当:松浦 淳一郎(内線 6819)