報道発表資料

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2009年11月16日
  • 自然環境

「アグロフォレストリーに関するシンポジウム(地域及び地球規模の持続可能な発展に向けた意義と可能性)」の開催について(お知らせ)

 アグロフォレストリー(森林農法)の今日的な意義と取組の現状を確認し、今後の可能性を探るため、12月16日(水)午後1時から午後6時まで、国連大学(ウ・タント国際会議場)において、環境省が共催するアグロフォレストリーに関するシンポジウムを開催します。

1 実施主体

主催:
国連大学サステイナビリティと平和研究所、国連大学高等研究所
共催:
外務省、農林水産省、環境省
後援:
独立行政法人国際協力機構(JICA)、独立行政法人国際農林水産業研究センター、独立行政法人森林総合研究所
協賛:
明治製菓株式会社、株式会社フルッタフルッタ

2 目的と概要

1.
アグロフォレストリーは、多様性を重視した農業の振興や住民参加の森林管理の推進を通じて、農村地域の開発や貧困削減のみならず、気候変動や生物多様性、砂漠化といった地球規模の課題への対策としても、国際的に大きな注目を集めています。これは、自然共生社会の構築を目指して環境省が国連大学と協力して国際社会に提唱している「SATOYAMAイニシアティブ」とも共鳴する取組です。
2.
今回のシンポジウムでは、本分野で世界的に著名な研究機関である世界アグロフォレストリーセンター(ICRAF)のデニス・ギャリティ所長のほか、実際の取組が進められているブラジル・アマゾンやインドネシアからも参加者を迎え、アグロフォレストリーについて、里山との関連も含め、理論と実践の両面から幅広い議論を行います。そして、12月コペンハーゲンでの気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)で扱われる2013年以降の次期枠組や来年10月に愛知県名古屋市で開かれる生物多様性条約(COP10)の議論との関連も踏まえつつ、アグロフォレストリーの今日的な意義と取組の現状を確認し、今後の可能性を探ります。

3 日時

平成21年12月16日(水)13時00分~18時00分(12時00分受付開始)

4 開催地

国連大学本部(ウ・タント国際会議場)

5 発表者等(予定)

  • 武内 和彦 国連大学副学長
  • デニス・ギャリティ 国際アグロフォレストリー研究所所長
  • 名執 芳博 国連大学高等研究所上席研究員
  • ミチノリ・コナガノ トメアス市前農務・観光・環境局長
  • 荒森 幾雄 明治製菓株式会社常務執行役員
  • 長澤 誠 株式会社フルッタフルッタ代表
  • ファムディン・アグス インドネシア国立土壌研究所上席研究員
  • 中村 松三 森林総合研究所九州支所長
  • 松原 英治 国際農林水産業研究センター統括調査役
  • 山田 祐彰 東京農工大講師
  • 井上 真 東京大学教授
  • 宮薗 浩樹 JICA地球環境部技術審議役
  • 横田 雅史 特定非営利活動法人HANDS事務局長

6 プログラム(予定

別紙参照

7 言語

日本語、英語(同時通訳あり)

8 申込み方法

Eメールで受け付けます。締め切りは12月9日(水)です。ただし、定員(250名)に達し次第受付を終了します。件名に「12/16アグロフォレストリーに関するシンポジウム」と記入し、本文に氏名、住所、所属機関、連絡先:Eメールアドレス、電話番号を明記して国連大学(reception@ias.unu.edu)宛に御送信ください。

9 お問い合わせ先

国連大学高等研究所(担当:平野) 045-221-2300

添付資料

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8150
室長:鳥居 敏男(内線6480)
専門官:川口 大二(内線6476)
担当:奥田 青州(内線6476)

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