報道発表資料

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2022年01月17日
  • 水・土壌

令和2年度公共用水域水質測定結果について

 水質汚濁防止法に基づく測定計画に従って国及び地方公共団体が実施した令和2年度の公共用水域の水質測定結果を取りまとめました。
 令和2年度の測定結果では、人の健康の保護に関する環境基準については、99.1%の地点で基準を達成しています。また、生活環境の保全に関する環境基準のうちBOD又はCODの達成率については、河川で93.5%、湖沼で49.7%、海域で80.7%となっています。

【測定内容の概要】

1.人の健康の保護に関する項目(健康項目);27項目

 ・測定地点数及び検体数;5,276地点、199,707検体

2.生活環境の保全に関する項目 (生活環境項目);13項目

 ・類型指定水域数、測定地点数及び検体数;3,326水域、7,004地点、456,621検体

【測定結果の概要】

1. 人の健康の保護に関する環境基準 (健康項目)

・27項目の環境基準達成率は99.1%(前年度99.2%)となりました。

2.生活環境の保全に関する環境基準 (生活環境項目)

(1)河 川

・BODについて、類型指定水域(2,567水域)における環境基準達成率は、93.5%(前年度 94.1%)となりました。

・水生生物保全に係る環境基準項目について、類型指定水域における環境基準達成率は、全亜鉛で98.5%、ノニルフェノールで100%、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩(以下「LAS」という。)で99.6%となりました。

(2)湖 沼

・CODについて、類型指定水域(189水域)における環境基準達成率は、49.7%(前年度 50.0%)となりました。

・全窒素及び全燐について、類型指定水域(123水域)における環境基準達成率は、52.8%(前年度49.2%)となりました。

・水生生物保全に係る環境基準項目について、類型指定水域における環境基準達成率は、全亜鉛で100%、ノニルフェノールで100%、LASで100%となりました。

(3)海 域

・CODについて、類型指定水域(570水域)における環境基準達成率は、80.7%(前年度80.5%)となりました。

・全窒素及び全燐について、類型指定水域(151水域)における環境基準達成率は、88.1%(前年度91.4%)となりました。

・水生生物保全に係る環境基準項目について、類型指定水域における環境基準達成率は、全亜鉛で97.1%、ノニルフェノールで100%、LAS100%となりました。

※測定結果の詳細は、別添資料または以下のサイトを御参照願います。

https://www.env.go.jp/water/suiiki/index.html

※水環境に関する総合的な情報を以下のサイトで紹介しています。是非御利用ください。

https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/index.asp

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局水環境課
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8316
課長 川又 孝太郎(内線6610)
係長 森  美穂子(内線6628)

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