報道発表資料
今年度は「気候危機時代の災害廃棄物対策 ~多様なリスクの想定と柔軟な現場対応~」をテーマに気候変動と将来の災害リスクに関する基調講演、豪雨災害や土砂災害発生時の災害廃棄物対策についての講演を予定しています。
1.背景
昨年は、2月の福島県沖を震源とする地震、7月及び8月の大雨等、多くの自然災害が発生し、日本各地に甚大な被害をもたらしました。
災害発生時に公衆衛生の悪化を軽減させ、生活環境を保全するとともに速やかな復旧・復興を実現するためには、災害対応の関係者が連携協力し、迅速に災害廃棄物対策を実施することが重要になります。
そのため本シンポジウムでは、国、自治体、民間事業者等が災害発生時における各自の役割を再認識し、災害廃棄物対策の実効性向上を図っていくために、過去の災害廃棄物対策の実施例等を情報発信いたします。
2.日時
令和4年1月26日(水)13:30~16:30
3.視聴方法
オンライン方式で実施し、ライブ配信を行います。視聴方法、資料等は後日、環境省災害廃棄物対策情報サイト(http://kouikishori.env.go.jp/action/d_waste_net/220126symposium.html)にて公開いたします。なお、視聴は無料、事前登録は不要です。
4.プログラム(予定)
1)開会挨拶 (13:30~13:35)
環境省
2)基調講演(13:35~14:10)
京都大学防災研究所 暴風雨・気象環境研究分野 教授 竹見 哲也
「地球温暖化時の風水害の激甚化によるリスクに備える」
3)講演(14:10~14:35)
武雄市 環境部 環境課長 原 正之
「豪雨災害対応等、武雄市の災害廃棄物処理について」
4)講演(14:35~15:00)
静岡県 くらし・環境部環境局 廃棄物リサイクル課 専門主査 若尾 晃一
「静岡県の災害廃棄物対策(熱海市土砂災害対応等)について」
【休憩 15:00~15:10】
5)講演(15:10~15:35)
一般社団法人 泥土リサイクル協会 事務局次長 西川 美穂
「災害時に発生する廃石膏ボードの再生利用促進に向けて」
6)講演(15:35~16:00)
環境省 近畿地方環境事務所 資源循環課長 山根 正慎
「近畿地方環境事務所における災害廃棄物対策の取組について」
7)講演(16:00~16:25)
館山市 総合政策部 秘書広報課長 佐野 能弘
「令和元年台風災害における災害廃棄物処理と個別回収について」
8)閉会挨拶(16:25~16:30)
環境省
連絡先
環境省環境再生・資源循環局環境再生事業担当参事官付災害廃棄物対策室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8358
- 室長筒井 誠二(内線 6841)
- 室長補佐小野 雄基(内線 6869)
- 担当瀬戸 俊之(内線 6846)