報道発表資料

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2021年11月16日
  • 総合政策

洋上風力発電に係る環境アセスメント情報収集のための対象海域の公募について

 環境省では、着床式洋上風力発電における環境影響評価等の合理化を図り、導入を促進することを目的として情報収集を実施する海域を都道府県から公募します。
公募期間は令和3年11月16日(火)から同年12月20日(月)までとなります。

1.概要

 我が国では、2050年カーボンニュートラルの実現とともに、2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度比で46%削減することとされており、削減目標の実現に向けて、再生可能エネルギーの最大限の活用が求められている。再生可能エネルギーの最大限の活用に向けては、導入ポテンシャルの高い洋上風力発電の導入を促進することが重要です。
 今後導入が見込まれる海域における情報収集を実施し、取りまとめた情報をデータベースから事業者や地方公共団体に提供することで、現在設置が検討されている着床式洋上風力発電における環境影響評価等の合理化を図り、導入を促進することを目的としています。
 対象となる海域では、環境影響評価手続における準備書の作成に必要な情報収集として、文献調査、ヒアリング調査、現地調査(希少猛禽類、渡り鳥、一般鳥類、生態系(重要な自然環境のまとまりの場)、海生生物等を想定。配置計画等が不明な段階であるため、騒音、景観等の現地調査は除く。)を実施する予定です。
 受託者が情報収集を行った結果は、希少種の情報等一部の秘匿情報を除き、環境省がデータベースにおいて公開し、発電事業者等に利用していただくほか、当該海域において環境影響評価手続における準備書作成のために必要とする場合には、情報の取扱いを確認の上、希少種の情報等一部の秘匿情報についても発電事業者等に提供する予定です。
 なお、本公募は、令和4年度予算の成立等を前提に募集の手続を行うものです。

2.公募期間

  令和3年11月16日(火) ~ 同年12月20日(月)

3.公募対象

  応募対象は、対象海域を有する都道府県
  ※ 民間企業や独立行政法人等は応募できません。
  なお、対象海域については、別添公募要領を御参照ください。

4.公募説明会

  本公募に関する説明会を以下のとおり開催いたします。
  令和3年11月19日(金)11:00 ~12:00
  ※ オンラインで開催します。
  参加を希望される方は、令和3年11月18日(木)12:00までに、6.問合せ先メールアドレスまで御連絡
 ください。
  件名は、「地方公共団体名」及び「洋上風力発電に係る環境アセスメント情報収集実施海域の公募に関する
 説明会」としてください。
  御連絡いただいた方にオンライン説明会用URLをお知らせいたします。

5.応募方法

 本公募へ応募される場合には、添付資料を御参照いただき、公募要領に従って必要事項を記載の上、所定の
方法で提出してください。

6.問合せ先

  環境省 大臣官房環境影響評価課(担当:會田、河田)
  TEL : 03-5521-8236
  MAIL: sokan-hyoka@env.go.jp

○ 添付資料

 ・ 洋上風力発電に係る環境アセスメント情報収集実施海域公募要領
 ・ 別添 洋上風力発電に係る環境アセスメント情報収集実施海域(個票)

添付資料

連絡先

環境省大臣官房環境影響評価課

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8236
  • 課長西村 学(内線 6230)
  • 課長補佐豊村紳一郎(内線 6233)
  • 課長補佐會田 義明(内線 6235)
  • 担当河田 悠(内線 7245)

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