報道発表資料

令和3年9月30日
水・土壌
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ゴルフ場で使用される農薬に係る令和2年度水質調査結果について

ゴルフ場で使用される農薬について、令和2年度に都道府県等が実施したゴルフ場排出水等の水質調査の結果を取りまとめましたので公表します。
本調査は、1,539所のゴルフ場を対象に、延べ38,964検体について実施しました。その結果、ゴルフ場の排水口調査で、水濁指針値を超過した事例はありませんでしたが、水産指針値を超過した事例が6件ありました。

1.経緯

 環境省は、ゴルフ場における農薬使用の適正化を推進し、水質汚濁の防止を図る観点から、平成2年5月に、ゴルフ場の排出水の農薬濃度に係る上限としての水濁指針値を定め、「ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止に係る暫定指導指針」を策定しました。

 平成29年3月には、水濁指針値に加え、生態系保全の観点から水産動植物被害の防止のための水産指針値を新たに定め、「ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止及び水産動植物被害の防止に係る指導指針」を策定しました。その後、平成30年の農薬取締法改正に係る令和2年4月1日施行内容を踏まえ、令和2年3月に「ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止及び水域の生活環境動植物の被害防止に係る指導指針」を策定しました。

 都道府県等においては、指導指針に基づき、ゴルフ場で使用される農薬について調査、指導が行われています。

 環境省では、平成2年度から、地方自治体等が実施したゴルフ場排出水等の水質調査結果を取りまとめており、この度、令和2年度の調査結果を取りまとめました。

2.令和2年度水質調査結果の概要

[1]調査が実施された都道府県数    : 47

[2]調査対象となったゴルフ場数    : 1,539か所

[3]調査対象農薬数          : 220農薬(204成分)

(塩違い等化学的構造の一部に違いはあるものの、環境中で同一の成分となる農薬については、複数の農薬を1つの成分として指針値を設定しているものがある)

[4]総検体数             : 38,964検体

[5]水濁指針値超過検体数       : 0検体(別表1、2のとおり)

[6]水産指針値超過検体数       : 6検体(別表1、2のとおり)

※評価に用いた指針値は令和3年3月8日時点のものです。

3.調査結果に対する対応

 排水口調査の結果、水産指針値を超過した事例が見られたこと、また、分析において定量下限値が指針値を上回っており、指針値超過の有無が不明な事例が見られたことから、ゴルフ場関係者に対し、農薬の使用に関する注意喚起を改めて実施するとともに、定量下限値に留意して分析を行うよう、都道府県に求めることとします。

添付資料

連絡先

環境省水・大気環境局土壌環境課農薬環境管理室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8311
  • 室長伊澤航(内線 6595)
  • 室長補佐髙松亜弥(内線 6596)
  • 担当秋山嘉大(内線 6598)
  • 担当小林克明(内線 6599)

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