報道発表資料

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2021年07月05日
  • 総合政策

アグリヒルズ・ソーラー山都発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見の提出について

 令和3年7月5日、環境省は、「アグリヒルズ・ソーラー山都発電事業計画段階環境配慮書」(山都太陽光発電所合同会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
 本事業は、熊本県上益城郡山都町において、最大で出力90,000kWの太陽電池発電所を設置するものである。
 環境大臣意見では、太陽電池発電設備の処理に当たっては、太陽電池発電設備中の有害物質の含有状況を把握した上で、適切な保守点検及び維持管理や可能な限りリユースを行うことにより、廃棄物の発生抑制に努めるとともに、やむを得ず廃棄物となるものについては可能な限りリサイクルするなど、適正な処理を行う計画とすること等を求めている。

1.背景

 環境影響評価法及び電気事業法は、出力40,000kW以上の太陽電池発電所の設置又は変更の工事を第一種事業として対象事業としており、環境大臣は、事業者から提出された計画段階環境配慮書について、経済産業大
臣からの照会に対して意見を述べることができる。
 今後、経済産業大臣から事業者である山都太陽光発電所合同会社に対して、環境大臣意見を勘案した意見が
述べられ、事業者は、意見の内容を検討した上で事業計画を決定し、事業段階の環境影響評価(環境影響評価
方法書、準備書、評価書)を行うこととなる。

※計画段階環境配慮書:配置・構造又は位置・規模に係る事業の計画段階において、重大な環境影響の回避・
 低減についての評価を記載した文書。

2.事業の概要

 ・事 業 者   山都太陽光発電所合同会社

 ・事業位置   熊本県上益城郡山都町 (事業実施想定区域面積 約121ha)

 ・出  力   最大90,000kW

3.環境大臣意見

別紙のとおり。

(参考)環境影響評価に係る手続

・令和3年5月21日 経済産業大臣から環境大臣に意見照会

・令和3年7月5日 環境大臣から経済産業大臣に意見提出

添付資料

連絡先

環境省大臣官房環境影響評価課環境影響審査室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8237
  • 室長木野修宏(内線 6231)
  • 室長補佐豊村紳一郎(内線 6233)
  • 審査官浮田 昂(内線 7246)
  • 審査官佐藤希世(内線 6253)

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