報道発表資料

この記事を印刷
2021年06月29日
  • 大臣官房

グリーンボンド等のプライシング・リスク・インパクト等に関する調査研究の公募について

 環境省では、グリーンボンドを始めとしたグリーンファイナンスやESG金融全体を対象とした研究を活性化することと、研究成果についてグリーンファイナンスポータルを通じて広く情報発信し、グリーンファイナンスやESG投資の活性化に資することを目的とした事業を実施します。この度、本事業の受託業者である株式会社日本総合研究所が、本事業に係る調査研究の公募を行うこととしましたので、お知らせします。

1.事業の概要

 環境省では、地球温暖化対策や自然資本の劣化の防止に資するグリーンプロジェクト等に民間資金を供給するためのグリーンファイナンスの有効なツールであるグリーンボンド等による資金調達を促進するために、グリーンボンドガイドライン等の各種ガイドラインの策定・公表、グリーンファイナンスモデル事例創出事業による優良事例の普及啓発、グリーンファイナンスポータルを通じた情報発信等を行っています。

 グリーンボンドの発行額がますます伸長している中、我が国がグリーンファイナンス市場をけん引していくためには、グリーンボンドを始めとするグリーンファイナンスを主流化していくための行動がますます求められます。例えば、国内・海外を含めた投資家に対して、グリーンな事業や企業への資金拠出のリスク・リターンの考え方、プライシングの在り方、及びESG投資家等の投資行動を科学的根拠に基づき明示し、市場に広く周知することは、健全なグリーンファイナンス市場の発展につながります。そこで、グリーンボンド等のプライシング・リスク・インパクト等に関する調査研究を実施し、その成果を市場関係者の発行・投資判断の基礎情報として提供することで、我が国におけるグリーンファイナンス市場の自律的な形成・発展を推進する方針です。

 本公募では、グリーンボンドを始めとしたグリーンファイナンス全体を対象に、ESG投資など「環境×金融」の要素が部分的に関わるものも含めた、定量的な財務情報のみに基づかない、脱炭素社会形成の推進に寄与する社会的・環境的な要素を含む金融領域に関する調査研究を募集いたします。

(詳細につきましては、「4.応募方法」より公募要領をダウンロードの上、御確認ください)

2. 公募実施期間

  令和3年7月1日(木)~同年7月30日(金)17時(必着)

  ※ 審査結果の公表は8月中旬の予定。

3. 提出先

株式会社 日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門

グリーンボンド等のプライシング・リスク・インパクト等に関する調査研究公募

担当:小北、豊島

E-mail アドレス:200010-GBP@ml.jri.co.jp

4. 応募方法

 下記添付資料の公募要領を確認の上、上述「3.提出先」に示した提出先まで必要書類を提出してください。

5.問合せ先

御質問のある方は、令和3年7月14日(水)正午までに、下記窓口まで電子メールにて行ってください。

株式会社 日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門

グリーンボンド等のプライシング・リスク・インパクト等に関する調査研究公募

担当:小北、豊島

E-mail アドレス:200010-GBP@ml.jri.co.jp

添付資料

連絡先

環境省大臣官房環境経済課

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8240
  • 課長西村 治彦(内線 6260)
  • 課長補佐今井 亮介(内線 6251)
  • 担当山本 佳代(内線 7235)
  • 担当林 奈乃佳(内線 6259)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。