報道発表資料
1.開催趣旨
地球温暖化問題が顕在化している中、再生可能エネルギーが長期安定的な主力電源として持続可能なものとなるよう、円滑な大量導入に向けた取組を積極的に推進していく必要があります。その一方で、太陽光発電事業の実施に伴う土砂流出や濁水の発生、景観への影響などの問題が生じている事例が発生しています。
このような状況を受け、令和2年4月から太陽電池発電所が環境影響評価法の対象事業に追加されました。これに伴い、太陽電池発電所を環境影響評価条例の対象事業とする地方公共団体も増加しています。また、法や条例の対象とならない小規模な事業についても環境に配慮し地域との共生を図ることが重要であることから、環境省は、令和2年3月に「太陽光発電の環境配慮ガイドライン」(以下「ガイドライン」という。)を公表しました。
今回のシンポジウムでは、ガイドラインの内容を含め、太陽光発電事業に係る合意形成に向けた取組について話題提供するとともに、地域と共生する太陽光発電事業の在り方に関係する各分野の議論の状況(電気保安分野における安全性確保に向けた取組(経済産業省)、林地開発許可制度の運用(林野庁)等)についても幅広く話題提供を行い、今後の太陽光発電事業の普及に際して、法・条例に基づく環境影響評価手続やガイドラインなどを活用した望ましい環境配慮や地域とのコミュニケーションのかたちを検討します。
2.開催概要
名 称:太陽光発電事業の環境配慮の在り方について
日 時:令和2年9月4日(金) 14:00~17:00(予定)
場 所:東京都内の会議室における講演等をWebexにてオンライン・ライブ中継
※新型コロナウイルス感染症対策として、オンライン・ライブ中継による開催とします。
事前登録された方に対し、視聴と資料のダウンロードのためのURLをお送りします。
主催等:主催 環境省
後援 環境アセスメント学会
参加費:無料
3.プログラム:(予定)
(1)開会挨拶
堀上 勝(環境省大臣官房環境影響評価課長)
(2)話題提供
①太陽光発電事業に係る合意形成に向けた取組(ガイドライン等)について
錦澤 滋雄(東京工業大学環境・社会理工学院)
②(仮)太陽電池発電設備の電気保安の確保について
経済産業省産業保安グループ電力安全課
③(仮)林地開発許可制度の運用について
永島 瑠美(林野庁森林整備部治山課海岸林造成推進官)
④兵庫県における太陽光発電施設に係るアセス条例等について
菅 範昭(兵庫県農政環境部環境管理局長)
(3)パネルディスカッション
・テーマ:「太陽光発電事業の環境配慮の在り方について」
・参加者:コーディネーター 片谷 教孝(桜美林大学リベラルアーツ学群)
パネリスト 錦澤 滋雄(東京工業大学環境・社会理工学院)
永島 瑠美(林野庁森林整備部治山課海岸林造成推進官)
経済産業省産業保安グループ電力安全課
堀上 勝(環境省大臣官房環境影響評価課長)
4.申込み方法
・シンポジウムは、新型コロナウイルス感染症対策として、オンライン・ライブ中継による開催とします。
事前登録された方に対し、視聴と資料のダウンロードのためのURLをお送りします。
・事前登録の申込みは、視聴のためのURLを電子メールにてお送りする都合上、電子メールでの受付としま
す。件名に「環境省主催シンポジウム(9月4日)参加希望」と明記し、本文にお名前(フリガナ)、電話
番号、電子メールアドレス、所属を記載して、下記シンポジウム事務局にお申込みください。
・複数名のお申込みの場合も、お一人ずつお申込みください。
・後日、シンポジウム事務局から、視聴と資料のダウンロードのためのURLをお送りします。
なお、URLの送付は、開催日の直前になる予定です。
5.申込期限
令和2年8月30日(日)必着
【シンポジウム事務局】
一般社団法人 日本環境アセスメント協会(村山、後藤)
TEL:03-3230-3583 FAX:03-3230-3876 E-mail:jeas03@jeas.org
連絡先
環境省大臣官房環境影響評価課
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8236
- 課長堀上 勝(内線 6230)
- 課長補佐森田 紗世(内線 6234)
- 担当大澤 晃一(内線 6208)