報道発表資料

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2020年07月16日
  • 地球環境

JCMグローバルパートナーシップのウェブサイトの立ち上げについて

JCM(二国間クレジット制度)グローバルパートナーシップは、バーチャル会議の開催を通じて、JCMを通じた脱炭素プロジェクトの形成、パリ協定6条(市場メカニズム)、SDGs達成等における、JCMパートナー国、国際機関、自治体、企業や金融機関等、様々な関係者の相互の情報交換を促進することで、脱炭素に向けた国際的なパートナーシップを強化することを目的としています。この度、本パートナーシップのためのウェブサイトを立ち上げました。

本パートナーシップのためのウェブサイトの目的

・JCMはパートナー国への優れた脱炭素技術等の普及を通じ、地球規模での気候変動の緩和に貢献することを目的としています。

・この度、JCMグローバルパートナーシップとして、バーチャル会議の開催等を通じて、JCMを通じた脱炭素プロジェクトの形成、パリ協定6条(市場メカニズム)、SDGs達成等における、JCMパートナー国、国際機関、自治体、企業や金融機関等、様々な関係者の相互の情報交換を促進することで、国際的なパートナーシップを強化することを目的とするウェブサイトを立ち上げました。

本パートナーシップのウェブサイト

以下のウェブサイトから情報発信を行って参ります。

URL:https://www.carbon-markets.go.jp/jcmgp/    (日本語)

https://www.carbon-markets.go.jp/eng/jcmgp/ (英語)

今後の予定

 JCMのパートナー国や国際機関、自治体、企業や国際機関等の様々な関係者とも連携し、今年度実施する取組や優良事例等を共有すると共に、具体的なプロジェクトの実施に繋げていきます。今後の企画予定は以下の通りです。随時更新していきますので、ウェブサイトを御確認下さい。

SDGsに関するバーチャル会議の動画配信

・概要:「SDGsと事業戦略の統合-JCM活用の可能性-」と題し、ビジネスセクターにおけるSDGsの可能性やJCMを通じたSDGsへの貢献に関する分析結果の解説等を行います。

・公開日時:令和2年7月28日(火)以降

・主催:公益財団法人地球環境戦略研究機関

・言語:日本語

・場所:上記ウェブサイトより御案内致します。

◇タイでのバーチャル会議及びビジネスマッチング

・概要:JCMに関する最新の取り組み状況及び日本、タイの事業者による事例紹介などを行います。またバーチャル会議の後にはビジネスマッチングも実施します。

・日時:8月25日(火)15:00~(日本時間)

・主催:公益財団法人地球環境センター

・言語:英語及びタイ語

・場所:上記ウェブサイトより御案内致します。

添付:JCMグローバルパートナーシップについて

【参考1:二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism:JCM)の概要】

JCMは、途上国への温室効果ガス削減技術、製品、システム、サービス、インフラ等の普及や対策を通じ、実現した温室効果ガス排出削減・吸収への日本の貢献を定量的に評価するとともに、日本の削減目標の達成に活用するものです。

JCMのパートナー国は、モンゴル、バングラデシュ、エチオピア、ケニア、モルディブ、ベトナム、ラオス、インドネシア、コスタリカ、パラオ、カンボジア、メキシコ、サウジアラビア、チリ、ミャンマー、タイ及びフィリピンの17か国です。

JCMによって、毎年度の予算の範囲内で行う日本政府の事業により、2030年度までの累積で5,000万から1億t-CO2の国際的な排出削減・吸収量を見込んでいます。

参考サイト https://www.carbon-markets.go.jp/jcm/index.html

【参考2:JCM設備補助事業の概要】

 本補助事業は、JCMの活用を前提として、途上国において優れた技術等を活用して温室効果ガス(GHG)の排出削減事業を行うとともに、JCMによるクレジットの獲得と我が国の削減目標達成への活用を目指すものです。本制度を活用することで、初期投資費用の最大1/2以下を補助します。これにより一般的に初期コストが高く、途上国への普及が困難である環境性能に優れた技術・製品の導入を支援します

●JCM設備補助事業 補助金執行団体ウエブサイトリンク

(公財)地球環境センター(GEC) http://gec.jp/jcm/jp/

令和2年度公募情報 http://gec.jp/jcm/jp/kobo/mp200406/

添付資料

連絡先

環境省地球環境局地球温暖化対策課市場メカニズム室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8246
  • 室長井上 和也(内線 7212)
  • 国際企画官小圷 一久(内線 6757)
  • 主査宇賀まい子(内線 6796)
  • 担当青木 裕紀(内線 7736)

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