報道発表資料

令和2年7月15日
大臣官房
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「インパクトファイナンスの基本的考え方」について

 ESG金融ハイレベル・パネルに設置されたポジティブインパクトファイナンスタスクフォースにおいて、我が国におけるポジティブなインパクトを生むことを意図する金融の普及促進を目的として闊達な議論をいただき、今般、「インパクトファイナンスの基本的考え方」が取りまとめられましたのでお知らせいたします。

1.背景

 パリ協定とSDGsが目指す脱炭素社会への移行、持続可能な社会・経済づくりに向けて、環境・社会・経済により良いインパクトを与える金融を確立していくよう、資本市場のパラダイム・シフトの加速が求められています。

 適切なリスク・リターンを確保しつつ、環境・社会・経済にポジティブなインパクトをもたらすことを意図したインパクトファイナンスは、世界的な潮流となりつつあります。アフターコロナの新たな社会づくりにおいても、その軸となるサステナビリティの向上を支える大きな役割を担うと考えられます。

 我が国においても関心が高まっており、実際の取組も広がってきていますが、まだ緒に就いたばかりであり、インパクトファイナンスを我が国において普及させ、実践していくことが必要です。

 インパクトファイナンスについては、概念整理の共有、さらにインパクト評価を実施するうえでの評価手法の整備が求められており、令和2年3月、ESG金融ハイレベル・パネルの下に、ポジティブインパクトファイナンスタスクフォースを設置することとされました。

 これまで3回にわたる本タスクフォースにおける検討及び関係者との意見交換会において、幅広い視点から闊達な議論が行われ、委員及び各市場関係者より様々な御意見が提示されました。これを踏まえ、今般、「インパクトファイナンスの基本的考え方」として取りまとめられましたので、お知らせいたします。

2.基本的考え方の内容

 この「基本的考え方」は、インパクトファイナンスをESG金融の発展形として環境・社会・経済へのインパクトを追求するものと位置付け、大規模な民間資金を巻き込み主流化していくことを趣旨とし、その第一歩として、まずは大手金融機関、機関投資家における実践の促進を目的とするものです。

 本文書では、インパクトファイナンスの意義、満たすべき4つの要素や、取り組むに当たっての基本的な流れ等を整理しています。添付資料より御参照ください。

3.今後の取組

 最終的には全ての機関投資家・金融機関等が全てのアセットクラスにおいて、インパクトファイナンスを実践することを目指し、本タスクフォースでは、本文書を踏まえて今後、グリーンインパクト評価ガイド(仮称)を策定していく予定です。インパクトファイナンスの普及に向けたロードマップの参考資料より御参照ください。

添付資料

連絡先

環境省大臣官房環境経済課

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8240
  • 課長西村 治彦(内線 6260)
  • 室長芝川 正(内線 6278)
  • 課長補佐永田 綾(内線 6251)
  • 担当松田 幸子(内線 6275)
  • 担当山本 佳代(内線 7235)

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