報道発表資料
海洋プラスチックごみ対策として、漁業者の協力を得て、操業時に回収した海底ごみを持ち帰ることなどを促進しています。この取組について、「漁業者の協力による海底ごみ回収実証地域」として7地域を決定しました。これらの地域で、環境省が調査・分析を行うことを通じ、協力体制の構築、効率的な回収、効果測定、海底ごみの発生源特定などの検討に資するよう、マニュアル策定を検討していきます。
1.背景
「海岸漂着物対策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針」(令和元年5月31日変更閣議定)、「海洋プラスチックごみ対策アクションプラン」(令和元年5月31日海洋プラスチックごみ対策の推進に関する関係閣僚会議決定)等において、漁業者の協力を得て、操業時に回収した海底ごみを持ち帰ることなどを促進しています。
2.目的・概要
このような取組について、より効果的な取組を促進するため、協力体制の構築の手順や、効率的な回収、効果測定、海底ごみの発生源特定などの手法の確立を目指します。そのため、以下の実証地域において、漁業者の協力を得て回収された海底ごみについて、環境省が調査・分析を行い、マニュアル策定を検討していきます。
3.実施期間
令和2年度(2020年度)より3か年程度
4.実証地域
以下、7地域
《実証地域》 : 《自治体》 : 《漁業組合名》
・加賀市沿岸域 : 石川県加賀市 : 石川県漁業協同組合
・金沢市沿岸域 : 石川県金沢市 : 石川県漁業協同組合
・東京湾 : 千葉県市川市 : 市川市漁業協同組合
・淡路島沿岸域 : 兵庫県洲本市 : 五色町漁業協同組合
・宗像市沿岸域 : 福岡県宗像市 : 宗像漁業協同組合
・八代海 : 熊本県(芦北町): 芦北町漁業協同組合
・青島沿岸域 : 宮崎県宮崎市 : 宮崎市漁業協同組合
添付資料
連絡先
環境省水・大気環境局水環境課海洋環境室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-9023
- 室長山下 信(内線 6630)
- 室長補佐安陪 達哉(内線 6634)
- 担当藤本 諒(内線 6638)