報道発表資料
令和2年1月27日付けで中央環境審議会より答申を受けた「国立公園の公園区域及び公園計画の変更について」は、以下のとおり、令和2年2月26日(水)に官報告示いたします。
今回は、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」世界自然遺産登録を目指す中で、これらの国立公園の既存の公園区域及びその周辺地域において、新たに資質が評価・確認された地域について、公園区域及び公園計画の変更を行うものです。
今回の変更では、奄美群島国立公園及びやんばる国立公園において、固有かつ希少な野生動植物の生育・生息が確認され、良好な照葉樹林となっている地域を公園区域へ編入するほか、西表石垣国立公園においては、固有種や希少種を含む陸水性魚類の多様性が非常に豊かであることや、イリオモテヤマネコをはじめとした固有で希少な動植物の重要な生息・生育地となっていることが再評価されたことを踏まえ、河川流域の保護規制計画を変更します。
引き続き、これらの国立公園の自然環境の保護を図るとともに、利用者が本地域の自然環境の多様性や固有性を感じることができるよう、適正な保護と利用の推進を図ってまいります。
■告示内容
○奄美群島国立公園の公園区域を変更する件
○奄美群島国立公園の公園計画を変更する件
○奄美群島国立公園の特別地域の区域を変更する件
○やんばる国立公園の公園区域を変更する件
○やんばる国立公園の公園計画を変更する件
○やんばる国立公園の特別地域の区域を変更する件
○西表石垣国立公園の公園計画を変更する件
■関連情報
過去の報道発表資料(答申)=中央アルプス国定公園の新規指定並びに奄美群島国立公園、やんばる国立公園及び西表石垣国立公園の公園区域及び公園計画の変更に係る中央環境審議会の答申について(https://www.env.go.jp/press/107645.html)
※中央環境審議会自然環境部会(第39回)の審議会資料については、以下の環境省ウェブ
サイトに掲載されています。
https://www.env.go.jp/council/12nature/39_1.html
連絡先
環境省自然環境局国立公園課
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8278
- 課長熊倉 基之(内線 6440)
- 課長補佐三宅 悠介(内線 6693)
- 係長安藤 祐樹(内線 6694)