報道発表資料

この記事を印刷
2020年02月21日
  • 地球環境

2019年度L2-Tech認証製品一覧の公表について

 環境省では、エネルギー起源二酸化炭素の排出削減に最大の効果をもたらす先導的(Leading)な低炭素技術(Low-carbon Technology)L2-Tech(エルツ-テック)の普及促進を進めています。
 昨年11月に「2019年度L2-Tech水準表」を公表するとともに、同水準表に基づいたL2-Tech認証製品の募集を行いました。
 このたび、メーカーから申請があった製品について、L2-Tech認証制度において設置する審査・認証検討委員会の審査結果に基づき、環境省が認証した結果を「2019年度L2-Tech認証製品一覧」としてまとめましたので、公表します。

1.背景

 環境省では、エネルギー起源二酸化炭素の排出削減に最大の効果をもたらすL2(エルツ)-()Tech(テック)の普及促進を進めています。

 これは、二酸化炭素排出削減につながる先導的低炭素技術に関する情報を整備しようというものです。また、国内外に発信して技術を導入する際の参考としていただき、大幅なエネルギー起源二酸化炭素の排出削減を推進し、低炭素社会の構築を目指そうというものです。

 パリ協定を踏まえて、2050年までに80%の温室効果ガス排出削減を実現するためには、エネルギー起源二酸化炭素の排出が極めて少ない、低炭素技術の普及・導入を大胆に進める必要があります。

 平成26年度より、L2-Tech情報の体系的な整理を行い、平成27年度からは認証制度として、最高効率を有する設備・機器等について「L2-Tech認証製品一覧」としてまとめ、情報発信、普及を推進しています。

2.認証結果

 以下に示す①~③の全てを満たす製品を認証の対象とし、該当する製品を製造又は販売している日本法人を対象として公募し、この度、3,834製品を認証しました

 ① 2019年度 L2-Tech水準表に掲載されている設備・機器等に該当する製品

 ② 発売済又は令和2年2月14日(金)までに発売予定の製品

 ③ 国内で製造又は販売している製品

 認証された製品には審査時点のL2-Tech水準が識別可能な認証が付与されます(2019年度L2-Tech水準表に基づき認証された今回の認証製品は「L2-Tech 2019年度」として認証されます)。

 なお、結果詳細については、「2019年度L2-Tech認証製品一覧」を参照ください。

3.今後の予定

 「2019年度L2-Tech認証製品一覧」は、公募期間とした令和元年1115日(金)~同年1216日(月)に応募があった製品について認証を行ったものです。「2020年度 L2-Tech認証製品一覧(仮称)」の公募時期等については、令和2年冬頃に開催する説明会でお知らせする予定です。

4.参考

L2-Techに関する関連情報については、以下のホームページに掲載しています。

○「L2-Tech情報プラットフォーム」 

http://l2-tech.force.com/

○2019年度L2-Tech水準表の公表及びL2-Tech製品情報の募集開始について

https://www.env.go.jp/press/107420.html

更新履歴

2020/2/27 資料1 2019年度L2-Tech認証製品一覧(親型番選択表示)を更新(Ver.1.01)

2020/2/27 資料2 2019年度L2-Tech認証製品一覧(親・派生・全型番表示)を更新(Ver.1.01)

添付資料

連絡先

環境省地球環境局地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8339
  • 室長相澤 寛史(内線 6771)
  • 室長補佐井上 有希子(内線 6769)
  • 係長稲見 啓(内線 7788)
  • 担当中平 航太(内線 7775)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。