報道発表資料

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2019年11月21日
  • 総合政策

(仮称)丸森風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見の提出について

 環境省は、21日、「(仮称)丸森風力発電事業計画段階環境配慮書」(ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
 本事業は、宮城県伊具郡丸森町において、最大で総出力63,000kWの風力発電所を設置するものである。
 環境大臣意見では、本事業計画の検討に当たって、ゾーニングモデル事業により宮城県が公表したゾーニングマップ等に則して検討しつつ、生活環境及び自然環境に係る環境保全措置を適切に実施すること等を求めている。

1.背景

 環境影響評価法及び電気事業法は、出力10,000kW以上の風力発電所の設置又は変更の工事を対象事業としており、環境大臣は、提出された計画段階環境配慮書※について、経済産業大臣からの照会に対して意見を述べることができる。
 今後、経済産業大臣から事業者であるジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社に対して、環境大臣意見を勘案した意見が述べられ、事業者は、意見の内容を検討した上で事業計画を決定し、事業段階の環境影響評価(環境影響評価方法書、準備書、評価書)を行うこととなる。

※計画段階環境配慮書:配置・構造又は位置・規模に係る事業の計画段階において、重大な環境影響の回避・低減についての評価を記載した文書。

2.事業の概要

 ・事業者  ジャパン・リニューアブル・エナジー株式会社

 ・事業位置 宮城県伊具郡丸森町(事業実施想定区域面積 約2,210ha)

 ・出力   最大63,000kW(3,200~4,200kW級×最大15基程度)

3.環境大臣意見

別紙のとおり。

(参考)環境影響評価に係る手続

・令和元年10月 9日  経済産業大臣から環境大臣に意見照会

・令和元年11月21日  環境大臣から経済産業大臣に意見提出

添付資料

連絡先

環境省大臣官房環境影響評価課環境影響審査室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8237
  • 室長坂口 芳輝(内線 6231)
  • 室長補佐鈴木 清彦(内線 6233)
  • 担当坂本 万純(内線 6235)
  • 担当奥薗 克彦(内線 6209)

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