報道発表資料

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2019年10月31日
  • 自然環境

国内企業のための海外森林保全研修の参加者募集について

環境省では,令和2年1月9日(木)~14日(火)に,国内の企業を対象として,日本の企業等が海外で支援する森林保全や持続可能な森林経営活動の先進事例を訪問見学する研修を実施します。
本研修では,世界有数の熱帯林を保有するマレーシアを訪問し,現場で森林経営活動等の先進事例を見学するほか,現地政府担当者等との意見交換を通じ,日本の企業等による海外での森林保全,経営活動を支援することの意義と課題を検討することを目的とします。

1. 目的

 日本国内では,森林整備や植林活動が企業の社会的責任(CSR)として広く実施されている一方で,多様な生物種を有する熱帯地域では,未だ森林減少・劣化による生物多様性の損失が深刻化しています。環境省では,日本国内の企業による海外での森林保全活動を支援することで,生物多様性の保全と持続可能な森林経営の取組に貢献することを目指しています。 

 そこで環境省では,日本国内企業の関係者を対象に,自社の社会貢献活動に活用して頂くことを目的として,マレーシア・サバ州において日本の企業等が支援する森林保全や持続可能な森林経営活動の先進事例を訪問見学する研修を開催します。

2. 概要

 本研修では,マレーシア・サバ州において,日本の企業等が支援した森林保全活動や持続可能な森林経営活動の先進事例の現場を見学し,植林活動を行います。また,国際森林認証FSCの認証林や,野生動物との共存に取り組むアブラヤシ農園を視察し,持続可能な森林経営の現状と課題について現地の事業者のお話を聞きます。

 また,現地視察には専門家等が同行し,最終日には生物多様性や国立公園を管轄するサバ州野生生物局で政府関係者等と意見交換を行う予定です。

3. 訪問地

 マレーシア サバ州 キナバタンガン川流域 バトゥ・プティ地区

4. 研修日程

 令和2年1月9日(木)~14日(火)

5. 対象

 日本国内に本社を置く企業の社員

 (事後報告会(令和2年2月上旬予定)の参加が可能であること)

6. 募集人数

 10名程度(原則1社1名まで)

7. 参加費用

 自己負担:日本発着国際線往復航空運賃,海外旅行保険(必須),飲食費 及びその他の個人的費用 (合計 約10万円程度)。

 環境省負担:現地での移動費,宿泊費,その他プログラム実施にかかる費用。

8.申込み

 申込みの締切は令和元年11月20日(水)です。

 参加条件,申込方法,研修プログラム,事前説明会等の詳細につきましては,下記リンク先を御参照下さい。

 http://www.gef.or.jp/news/info/2019forest-tour/

9.お問い合わせ先

 本ツアー参加に関する御質問は,下記までお問い合わせ下さい。

 一般財団法人地球・人間環境フォーラム(担当:飯沼)

 http://www.gef.or.jp/  TEL:03-5825-9735  Eメール:event@gef.or.jp

 〒111-0051 東京都台東区蔵前3‐17‐3 蔵前インテリジェントビル8階

添付資料

連絡先

環境省自然環境局自然環境計画課

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8274
  • 課長植田 明浩(内線 6430)
  • 課長補佐藤原 淳一(内線 6432)
  • 担当伊藤 百合香(内線 6669)

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