報道発表資料

令和元年9月17日
再生循環
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令和元年度 学校給食の実施に伴い発生する廃棄物の3R促進モデル事業に係る実施市区町村の決定について

環境省では、学校給食に伴い継続的に発生する食品廃棄物について3Rの促進を図り、市区町村、地域及び学校が連携して食育・環境教育活動に取り組むモデル事業を平成27年度から実施しています。今年度は、群馬県高崎市及び千葉県市川市の2市で事業を実施することになりましたのでお知らせします。

1.モデル事業の概要と目的

 食品ロスの削減については、2015年に国連において取りまとめられた持続可能な開発アジェンダ(SDGs)に示された「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の破棄を半減させる」との目標を踏まえ、我が国として、食品ロスの発生量を2030年度までに2000年度比で半減するとの目標の達成に向け、取組を進めております。

 また、本年5月に成立した「食品ロスの削減の推進に関する法律」(令和元年5月法律第19号)では、地方公共団体は、地域の特性に応じた食品ロスの削減に関する施策を策定し、実施することが定められました。

 さらに、特に学校給食用調理施設については、「今後の食品リサイクル制度のあり方について」(平成31年2月、報告書)において、継続的に食品廃棄物等を発生させる施設として、食品廃棄物等の再生利用の実施事例の普及等を行っていくことが重要であるとされたところです。

 こうした背景も踏まえ、環境省では、学校給食の実施に伴い発生する廃棄物の3R促進の先進事例の普及・展開を図るとともに、学校における3Rを題材とした食育・環境教育活動を促進するため、他の地域の参考となるモデルケースを形成しつつ、事業の取組の効果の検証等を行うためのモデル事業を平成27年度より実施しております。今年度においても市区町村からの事業内容提案型として公募を行い、3Rを促進するものとしての事業の妥当性、先進性や他の地域への波及効果、実現可能性等の観点から、群馬県高崎市及び千葉県市川市の2市で事業を実施することとしました。

2.モデル事業の内容

群馬県高崎市 千葉県市川市
事業の名称

 

「学校給食3Rアクション」による食品ロス削減に向けた取組

子どもたちへの働きかけ(啓発・学習)による食品ロス削減対策「かしこくおいしく食べきりチャレンジ!」

事業の概要

 高崎市における平成30年度の給食食材の野菜クズ及び残渣は14.2トンであり、多量のゴミが排出されている。これまでの取組として、ゴミの飼肥料化(飼料3,845kg、飼料10,310kg)を実施しており、このデータを基に食品ロスに感じるか子ども達に向けた啓発資材を作成し、市内の小中学校へ展開する。

 また、地元農家や農林大学校と協力し、規格外野菜の活用した給食提供の取組や食品再生利用事業者による給食だよりへのコラム寄稿等を通じ、子ども達の食品ロスの削減に対する意識の向上を図る。

 市川市では、市川市食育推進計画の中で「食べ物に感謝して残さず食べる」教育を進めているが、依然として多くの食べ残しが発生している状況である。市内公立小学校の児童・生徒により、年間約14トン※の食品残渣が発生していることが生ゴミ処理機の稼働データからも明らかとなっている。※生ゴミ処理機を設置している小学校(8校、4,800人相当)による推計値

 今回の事業ではクリーンセンターでの座学を通じ、子ども達に食品ロスに関する基礎知識を育成すると共に、学習の後、それぞれ自主的に目標を立てて、給食を残さず食べきる取組「食べきりチャレンジ」から、効果検証等を行う。

3.市区町村連絡先等

 ・高崎市教育部健康教育課箕郷学校給食センター(TEL 027-371-2403)

 ・市川市環境部生活環境整備課(TEL 047-712-6306)

連絡先

環境省環境再生・資源循環局総務課リサイクル推進室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-6205-4946
  • 室長冨安 健一郎(内線 6831)
  • 課長補佐和田 直樹(内線 7862)
  • 担当氏家 広大(内線 6828)
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