報道発表資料

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2019年07月12日
  • 地球環境

平成31年度二酸化炭素の資源化を通じた炭素循環社会モデル構築促進事業の採択結果について

 環境省では、二酸化炭素の資源化を実現するための課題を克服し、モデル的取組を行うことにより低炭素社会及び炭素循環社会の構築を促進するため、「二酸化炭素の資源化を通じた炭素循環社会モデル構築促進事業」に取り組んでおります。この度、以下の事業を採択しましたので、お知らせします。
 公募期間:平成31年3月19日(火)~平成31年4月25日(木)

【課題名】

 低濃度二酸化炭素回収システムによる炭素循環モデル構築実証

【技術開発代表者】

 川崎重工業株式会社

【共同事業者】

 学校法人早稲田大学

【事業期間(予定)】

 令和元年度から令和3年度まで

【概要】

 従来、有効利用が困難だった低CO2濃度ガス中のCO2を、特殊な固体吸収材を用いて省エネルギーで回収する。回収したCO2を植物の光合成促進や藻類培養、さらに化成品合成の原料に利用することで、炭素循環社会モデルが構築できる。CO2の回収技術についてはライフサイクルアセスメントによりモデルの成立性を検証し、提案する炭素循環社会モデルがCO2固定化に貢献することを提唱する。

連絡先

環境省地球環境局地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8339
  • 室長相澤 寛史(内線 6771)
  • 室長補佐日坂 仁(内線 7725)
  • 担当葛岡 義和(内線 7721)