報道発表資料

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2019年06月25日
  • 自然環境

妙高戸隠連山国立公園(妙高山・火打山)における入域料導入に向けた取り組みについて

良好な自然環境の保護と持続可能な利用を推進していくため、公的資金だけではなく、そこに立ち入る方からの入域料や寄付金等で自然環境保護や施設維持管理に必要な経費をまかなう必要が生じており、平成27年には、「地域自然資産区域における自然環境の保全及び持続可能な利用の推進に関する法律(通称:地域自然資産法)」が施行され、入域料の枠組みが示されました。
 環境省では、入域料等で自然環境の保護などに必要な経費をまかなう仕組みについて、事業手法や留意点等についての検討を進めています。
 昨年度、登山道管理やライチョウとその生息環境の保全が急務となっている妙高戸隠連山国立公園(妙高山・火打山)において、環境省と妙高市が協力し、10月に20日間の入域料等に関する社会実験を行い、協力率75.1%という一定の成果が得られたことを受け、今年度は、入域料の本格導入に向けて、登山シーズンを通じた社会実験を妙高市と連携して実施いたしますので、お知らせいたします。

1 実施期間

 令和元年7月1日(月)~10月31日(木)

2 実施箇所

 新潟県妙高市 妙高山・火打山の3つの登山口(笹ヶ峰登山口、燕温泉登山口、新赤倉登山口)

3 内容

・各登山口において、自然環境保全に係る協力金(500円)の寄付をお願いいたします(係員による収受又は協力金箱や電子決済による収受を想定)。なお、協力金を寄付いただくと協力記念品をお渡しします。

・協力金支払者が地元の観光施設等での協力に応じたサービスを受けられるキャンペーンを試行的に実施いたします。

・下山された方に、自然環境や登山道に関するアンケート調査をお願いする場合がありますのでご協力をお願いいたします。

4 その他

・社会実験の詳細については、別添のチラシを参照してください。

・実施内容を変更する場合は、妙高市HPにてお知らせします。

5 添付資料

 社会実験概要チラシ

添付資料

連絡先

環境庁自然保護局国立公園課

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8278
  • 課長中尾 文子(内線 6440)
  • 企画官辻本 慎太郎(内線 6640)
  • 課長補佐三宅 悠介(内線 6693)
  • 専門員豊田 勝弘(内線 6447)

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