報道発表資料

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2019年02月26日
  • 総合政策

平成31年度環境技術実証事業における実証機関の公募について

環境省では、平成31年度の環境技術実証事業について、実証機関を平成31年2月26日(火)から3月15日(金)までの間公募いたします。

 環境技術実証事業は、既に実用化された先進的な環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術の利用者による技術の購入、導入等に際し、環境保全効果等を容易に比較・検討し、適正な選択を可能にすることとなり、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展を図ることを目的とするものです。

 この度、環境省では下記のとおり、環境技術実証事業における実証機関の公募の受付を開始します。

 実証機関とは、環境技術実証事業において、実証要領案の作成、本事業の広報、実証手数料の詳細額の設定及び徴収、実証計画の策定、技術の実証(実証試験の実施等)、実証報告書の作成、実証報告書の環境省への報告並びにロゴマーク及び実証番号の交付事務を行う機関です。詳しくは、環境技術実証事業ウェブサイトより「環境技術実証事業実施要領(平成30年4月1日)」

(https://www.env.go.jp/policy/etv/system/yoryo_h30.pdf)を御覧ください。

 なお、添付資料3から添付資料8の実証対象技術の概要は申請者からの情報に基づいた記載であり、実証機関の選定後、実証機関と申請者の協議の上、実証計画を策定し、実証を実施することとします。

1.募集を開始する技術区分

・有機性排水処理技術

 技術数:2技術 予算額(合計):580万円以下

 (実証対象技術)

 ・天城坑火石散水ろ床方式(株式会社澤本商事)(添付資料3)

 ・ポーラスα(株式会社鳥取再資源化研究所)(添付資料4)

・閉鎖性海域における水環境改善技術

 技術数:2技術 予算額(合計):500万円以下

 (実証対象技術)

 ・フェロマンガンスラグを用いた藻場造成・魚類蝟集技術(水島合金鉄株式会社)(添付資料5)

 ・フェロマンガンブロックを用いた魚類蝟集技術(水島合金鉄株式会社)(添付資料6)

・湖沼等水質浄化技術

 技術数:1技術 予算額(合計):430万円以下

 (実証対象技術)

 ・げんすけクリーン粒状・液体(有限会社上田微生物)(添付資料7)

・ヒートアイランド対策技術(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)

 技術数:1技術 予算額(合計):430万円以下

 (実証対象技術)

 ・地下水循環型地中採放熱システム(株式会社守谷商会)(添付資料8)

※ 予算額については、予算措置が講じられた場合の金額であり、予算額の変更や契約を締結しない場合もある。

2.応募方法

・添付資料1の【平成31年度環境技術実証事業における実証機関の申請書類について】(wordファイル)をダウンロードし、その申請書類に必要事項を記入の上、募集期間内に下記送付先まで、電子メールまたは郵送により提出してください。なお、郵送する場合は6部提出とし、書留郵便等の配達の記録が残る方法に限ります。

・電子メールで提出する場合は、件名を「平成31年度環境技術実証事業 ○○技術区分の実証機関応募:○○○○(法人の名称)」としてください。なお、電子メールで受信可能な容量は、10MBまでです。

3.募集期間

 平成31年2月26日(火)~3月15日(金) 最終日は17時必着とします。

4.審査

 審査は、環境技術実証事業実証運営機関(平成30年度は、一般社団法人産業環境管理協会が環境省の請負事業として実施)の下に設置する環境技術実証事業運営委員会を3月に開催(東京都内を想定)して、添付資料2の【平成31年度環境技術実証事業 実証機関選定の観点】に基づき、書面審査及びヒアリング審査(審査は非公開)により実施する予定です。なお、審査結果は、すべての応募団体に対して通知します。 

5.応募資格等

・予算決算及び会計令第70条の規定に該当しない者であること。なお、未成年者、被保佐人または被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得ている者は、同条中、特別の理由がある場合に該当する。

・予算決算及び会計令第71条の規定に該当しない者であること。

・平成28・29・30年度環境省競争参加資格(全省庁統一資格)「役務の提供等」の「調査・研究」の競争参加資格を契約締結時点において取得している者であること。

  ただし、平成31・32・33年度環境省競争参加資格(全省庁統一資格)「役務の提供等」の「調査・研究」の資格を引き続き取得すること。

・「工事請負契約等に係る指名停止等措置要領について(改正平成24年5月15日付け環境会発第120515002号)」に基づく指名停止を応募時点において受けていない者であること。

6.平成31年度の実証機関の事業内容等

(1)技術実証に関する業務等

 ① 実証要領改訂のための案の作成

 ② 実証計画の策定

 ③ 手数料の額の確定・徴収等

 ④ 実証(実証試験の実施等)の実施

 ⑤ 実証報告書の作成

 ⑥ 個別ロゴマーク及び実証番号の交付事務

(2)技術実証検討会等の運営

(3)事業の広報

(4)その他

 ① 実証運営機関との連携・協力

 ② 技術調査機関との連携・協力

 ③ その他環境技術実証事業を実施する上で必要な業務

 

7.その他

・各技術分野の実証要領については、環境技術実証事業ウェブサイト中の次のページ(https://www.env.go.jp/policy/etv/system/page_3.html)からダウンロードし、御覧ください。

・各技術分野の検討会等開催状況については、環境技術実証事業ウェブサイト中の次のページ(https://www.env.go.jp/policy/etv/system/page_4.html)から御覧ください。

・その他、本事業全般については、環境技術実証事業ウェブサイト(https://www.env.go.jp/policy/etv/)を参照してください。

・申請書類の作成及び提出にかかる費用は、申請者の負担とします。

・申請書類に虚偽の記載をした場合は、申請書類を無効とする場合があります。

・提出された申請書類は、返却しません。

<送付先>

一般社団法人産業環境管理協会 

担当:大野、胡桃澤、星野、寺田 

〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町二丁目2番1号(三井住友銀行神田駅前ビル7階)

TEL:03-5209-7707(代表)、FAX:03-5209-7716

MAIL: tech@jemai.or.jp

添付資料

連絡先

環境省大臣官房総合政策課環境研究技術室

  • 代表03-3581-3351
  • 直通03-5521-8239
  • 室長上田 健二(内線 6241)
  • 担当辻川 優祐(内線 6243)
  • 担当多田 悠人(内線 6244)

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