報道発表資料
1.事業及び検証実験の概要
環境省では、今年度から国土交通省と連携して、過疎地域等における小型無人機を使用した荷物配送(以下「ドローン物流」という。)の早期の実用化を図ることにより、非効率な小口輸送を代替しCO2排出量の削減を実現するため「過疎地域等における小型無人機を使用した配送実用化推進事業」を実施しています。
本事業において、ドローン物流のCO2排出量削減効果及び費用対効果等について把握するための検証実験を5地域で実施することとしておりますが、そのうちの一つである郵便事業配送効率化協議会(検証実験地域:福島県南相馬市、福島県双葉郡浪江町)が行う郵便局間輸送をドローンで行う検証実験が下記概要の通り行われますので、お知らせいたします。
なお、本年9月に航空法に基づく飛行の許可承認の審査要領が改正され、無人航空機が目視外飛行を補助者無しで行うために必要な機体性能や飛行経路下の安全対策等の要件が定められたところですが、本検証実験は改正後の審査要領に基づき許可承認を受けた運航で実施される予定です。
本事業により、ドローン物流についての知見が整理され、山間部の過疎地域等におけるドローン物流の早期実用化が期待されます。
2.検証実験の概要
協議会名 郵便事業配送効率化協議会
検証実験地域 福島県南相馬市、福島県双葉郡浪江町
代表事業者名 株式会社自律制御システム研究所
検証実施予定日 11月5日(月)~6日(火)
飛行経路 福島県南相馬市 小高郵便局 ~ 双葉郡浪江町 浪江郵便局(約9km)
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検証実験は非公開で行われます。詳細については郵便事業配送効率化協議会(代表事業者:株式会社自律制御システム研究所、連絡先:043-305-5877、sales@acsl.co.jp)までお問い合わせください。
○ 本事業の詳細は、下記の国土交通省ホームページをご覧下さい。
http://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/seisakutokatsu_freight_tk1_20180628kobo.html
- 連絡先
- 環境省地球環境局地球温暖化対策課低炭素物流推進室
直通 03-5521-8329
代表 03-3581-3351
室長 馬場 康弘(内線6750)
室長補佐 藤田 祐輔(内線6751)
室長補佐 田中 輝征(内線7728)