報道発表資料

平成30年7月12日 この記事を印刷

平成30年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(地域循環圏・エコタウン低炭素化促進事業)の公募結果について

 環境省では、地域循環圏の形成に取り組む地方公共団体を対象に、地域資源の循環利用及び低炭素化に資するモデル的な取組を進めるための実現可能性調査(F/S)を支援する「地域循環圏・エコタウン低炭素化促進事業」を実施しています。
 今般、当該事業の補助事業者(執行団体)である公益財団法人 廃棄物・3R研究財団において今年度の公募を行い、有識者で構成される審査委員会の審査を経て、採択事業を決定しました。

1.公募の概要

 「地域循環圏・エコタウン低炭素化促進事業」は、地域資源の循環利用及び低炭素化に資する取組を促進することによって、地域における3Rの推進とエネルギー起源二酸化炭素の排出抑制を同時に推進することを目的としています。

 平成30年4月26日(木)から6月1日(金)まで公募を行い、28件の事業を採択しました。

2.採択結果

申請者

事業の概要

北海道夕張市

閉山炭鉱に残され、地域の課題となっているズリ山の撤去・活用を促進するため、現行の発電資源利用に加え、熱利用や燃焼後のCO2回収に係る実現可能性調査を行う。

宮城県

地域のバイオマスを市町村の一般廃棄物処理施設又は公共下水道施設に集約してエネルギー利用するための具体的なモデルの検討を行う。

宮城県仙台市

食品ロスの少ないライフスタイルの定着に向け、フードドライブの活用等により、余剰食品を有効活用するための実現可能性調査を行うとともに、地域単位での取組による生ごみ堆肥化容器導入を目指し、定着率の検証を行う。

千葉県いすみ市

市内で焼却処理困難物となっている害獣、食品残渣、水産加工残渣、もみ殻、竹チップの堆肥化によるエネルギー循環モデル構築のための実現可能性調査を行う。

神奈川県横浜市

事業系の生ごみを下水処理施設においてバイオガス化し発電するとともに、水素を生成し活用する事業の実現可能性調査を行う。

神奈川県川崎市

IoTを活用し、産業廃棄物の収集運搬および処理における需給調整の最適化を図るためのプラットフォームの実現可能性調査を行う。

新潟県上越市

下水道施設の処理過程で発生するメタンを燃料として発電を行っている下水処理施設において、農業集落排水汚泥を共同処理することの実現可能性調査を行う。

福井県高浜町

下水汚泥、農漁業廃棄物等の大量のバイオマス資源を集約し、発酵処理により堆肥化を行う構想の実現可能性調査を行う。

長野県南牧村

農業用廃マルチフィルムの油化工程確立のための実現可能性調査を行う。

静岡県静岡市

古民家解体時に発生する古材を再生利用することにより解体時の廃棄物発生抑制及び輸入木材等の輸送に伴うCO2削減を図る構想の実現可能性調査を行う。

滋賀県米原市

IoTとAIを活用した農産物の過剰発生の削減、適格な出荷時機の特定等により産地廃棄や流通ロスを削減する事業の実現可能性調査を行う。

京都府

IoTを活用し、下水汚泥リサイクルに係る需要と供給のミスマッチの解消や下水汚泥の収集運搬ルートの最適化を図る。

京都府舞鶴市

IoTを活用して廃棄物の排出量を把握し、効率的な廃棄物の収集運搬を行うことでエネルギー削減、有価物の回収量の増加に貢献する地域循環システム構築のための実現可能性調査を行う。

京都府船井郡衛生管理組合

水素化バイオ軽油施設導入に係る施設規模、廃食油の広域収集等の廃棄物循環システム構築のための事業化計画策定に向けた実現可能性調査を行う。

兵庫県

動植物性残渣をメタン発酵しガス生成を行い、発電やその余熱を回収する取組の実現可能性調査を行う。発酵残渣である消化液を活用した海洋への栄養塩類補給についても検討する。

兵庫県神戸市

生鮮野菜等の食品ロスの削減のため、地域内マッチングの検証や、小売店におけるフードドライブの全市展開の検証、食品ロス削減協力店の効果測定を行う。

兵庫県西脇市

市域の廃棄物、バイオマス資源をエネルギー化し産業振興等に活用するための実現可能性調査を行う。

岡山県真庭市

可燃ごみの組成調査、生ごみの収集運搬効率化調査を通じ、可燃ごみ50%減に向けた実現可能性調査を行う。

岡山県奈義町

農業残渣及び食品廃棄物の粉末化配合飼料を与えることによる肉質改善により資源の循環を図りつつ、畜産業の活性化を図る構想の実現可能性調査を行う。

福岡県

食品スーパー等の小売店の改装の際にリファービッシュされた業務用冷蔵冷凍庫をカスケード式に導入することで設備の店舗間循環を図る実証を行う。

福岡県北九州市

IoTを活用し、産業廃棄物の排出者と収集運搬業者とのマッチング等を行う事業の実現可能性調査を行う。

福岡県北九州市

小型二次電池のリサイクル拠点化に向け、対象品の拡大と広域的な回収体制作りに向けた事業化可能性調査を行う。

佐賀県佐賀市

廃食用油から高品質なバイオディーゼル燃料を精製し市営バスや廃棄物収集運搬車両へ供給するための実証を行う。

大分県日田市

バイオマス系廃棄物を下水処理施設へ投入し処理を行い、発生したバイオガスを用いて発電を行う構想の実現可能性調査を行う。

宮崎県綾町

農業残渣と食品廃棄物を堆肥化し有効利用する構想のための実現可能性調査を行う。

鹿児島県志布志市

使用済紙おむつの再資源化施設から発生する廃プラスチック類と、最終処分施設において埋立処分している廃棄物のうち可燃性のものを集めて低炭素型固形燃料の製造を行う事業の実現可能性調査を行う。

鹿児島県大崎町

現行のし尿処理施設においてメタン発酵を行うべく、発酵条件の検討や消化液の需要調査を行う。

沖縄県名護市

養豚ふん尿、食品残渣のメタン発酵処理によるバイオガス化及びこれに伴う熱供給、消化液の堆肥化のための実現可能性調査を行う。

連絡先
環境省環境再生・資源循環局総務課リサイクル推進室
直通 03-5501-3153
代表 03-3581-3351
室長   小笠原 靖 (内線6831)
室長補佐 髙林 祐也 (内線6824)
担当   中根 大輔 (内線6804)
     髙橋 陽平 (内線7863)

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