報道発表資料

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2017年10月05日
  • 自然環境

「北方四島専門家交流20周年記念」北方四島専門家交流等成果に関する報告会~北方四島における自然の恵み・魅力について~の開催について

 知床世界自然遺産地域の生態系を適正に保全していくためには、同地域の生態系を基層で支えるオホーツク海や、同一の流氷南限域生態系である北方四島及びウルップ島を含む日露隣接地域における生態系や海洋システム等を把握することが重要であり、平成21年5月に、日露両国は「日本国及びロシア連邦の隣接地域における生態系の研究及び保全、並びにその合理的かつ持続可能な利用の分野に関する日本国政府とロシア連邦政府との間の協力プログラム」に署名しました。その後、プログラムに基づき、日露隣接地域における海上及び陸上の生態系の研究及び保全、合理的かつ持続可能な利用等の分野での共同研究、並びに情報交換等の協力を進展させていくこととしました。
 本報告会では、過去20年間にわたって北方四島の生態系を対象に実施されてきた日露専門家交流と研究の成果を包括的に紹介いたします。

報告会の開催について

【主催】

環境省

【共催】

北の海動物センター、北海道大学 低温科学研究所

【後援】

外務省、内閣府北方対策本部、北海道

【開催日時】

平成29年11月3日(金)13時30分~17時

【開催場所】

北海道大学 学術交流会館 講堂(北海道札幌市北区北8条西5丁目)

主なプログラム

専門家交流事業について: 13:40~

環境省自然環境局自然環境計画課

基調講演: 13:55~

大泰司紀之(北海道大学 名誉教授)「北方四島専門家交流20年の経緯と課題」

講演1: 14:30~

佐藤喜和(酪農学園大学 教授)「国後島の白いヒグマとその保全」

講演2: 15:00~

小林万里(東京農業大学 教授)「北方四島海域の海生哺乳類の生息状況とその保全」

講演3: 15:30~

桜井泰憲(北海道大学 名誉教授)「海洋生態系の特徴と陸棚域の水産資源」

総合討論: 16:00~16:50

司会 増田泰(知床財団)

パネリスト:大泰司紀之(北海道大学 名誉教授)、佐藤喜和(酪農学園大学 教授)、小林万里(東京農業大学 教授)、桜井泰憲(北海道大学 名誉教授)、白木彩子(東京農業大学)、村上隆広(知床博物館)、河合久仁子(東海大学)

問合せ先

環境省自然環境局自然環境計画課 03-5521-8274 (担当:根田 聖児)

公益財団法人知床財団0153-87-2828(担当:椎名 佳の美)

事前申込は不要です。

会場には駐車場がありませんので、公共交通機関のご利用をお願いします。

※別添チラシも御参考ください。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8274
課 長 奥田 直久(内線6430)
調整官 岡野 隆宏(内線6435)
専門官 根田 聖児(内線6493)

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