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2017年10月02日
  • 自然環境

環境省レッドリスト2017補遺資料の公表について

 「環境省レッドリスト2017」(平成29年3月公表)において新規に掲載された種(亜種、変種等を含む。)及びカテゴリーが変更された種(合計60種)を対象に、それらの評価理由や生息状況等を解説した「環境省レッドリスト2017補遺資料」を作成しましたのでお知らせします。

1 環境省レッドリスト2017補遺資料について

 環境省では、平成24年度に第4次レッドリストを取りまとめ、平成27年度から、生息状況の悪化等によりカテゴリーの再検討が必要な種について、時期を定めず改訂することとしています。第4次レッドリストの第2回目の改訂版として作成した「環境省レッドリスト2017」(平成29年3月公表)では、「環境省レッドリスト2015」(平成27年9月公表)から、13分類群の合計60種についてカテゴリーを見直しました。

 「環境省レッドリスト2017補遺資料」は、環境省レッドリスト2017において新たに掲載された35種、カテゴリーが変更された25種(うち4種をレッドリストから削除)の合計60種について、基礎情報(評価種の形態、生態、分布等)、生息状況の変化や随時見直しの評価理由等を解説したものです。

 すでに刊行されている各分類群のレッドデータブック2014と合わせて、絶滅のおそれのある野生生物の保護を進めていくための基礎的な資料として広く活用されることが望まれます。

2 入手方法

 環境省レッドリスト2017補遺資料は、以下のいずれかの方法で入手可能です。

①環境省ホームページよりダウンロード

②環境省自然環境局野生生物課希少種保全推進室で直接配布

なお、事前連絡がない場合はお待たせする可能性があります。

③返送用封筒(A4版、切手250円分を貼り宛先を記入)を同封して下記に送付

〒100-8975

東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館26階

環境省自然環境局野生生物課希少種保全推進室 宛

(参考)環境省レッドリスト2017について

 環境省版レッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)とは、日本に生息又は生育する野生生物について、専門家で構成される検討会が、生物学的観点から個々の種の絶滅の危険度を科学的・客観的に評価し、その結果をリストにまとめたものです。

 レッドリスト2017における13分類群の絶滅危惧種の合計種数は、レッドリスト2015の3,596種から38種増加して3,634種となり、環境省が選定した絶滅危惧種の総数は、平成29年3月に公表した環境省版海洋生物レッドリストに掲載された絶滅危惧種56種を加えると3,690種となっております。

 環境省レッドリスト2017掲載種数表は参考資料1、環境省版海洋生物レッドリスト掲載種数表は参考資料2のとおりです。

 その他、環境省レッドリストの詳細については、下記環境省ホームページをご参照ください。

https://www.env.go.jp/nature/kisho/hozen/redlist/index.html

添付資料

連絡先
環境省自然環境局野生生物課希少種保全推進室
直  通 : 03 - 5521 – 8353
代  表 : 03 – 3581 – 3351
室  長 : 番匠 克二(6677)
室長補佐 : 奥田 青州(6685)
係  長 : 田邊 依里子 (6687)

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