報道発表資料

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2017年09月21日
  • 大臣官房

「第3回全国ユース環境活動発表大会」の募集開始について

 環境活動を行っている全国の高校生を対象とする「全国ユース環境活動発表大会」について、募集を開始しますので、お知らせします。
 優良な取組を行っている高校に対しては、環境大臣賞等の授与を行います。

1 概要

 持続可能な社会の構築のためには、一人ひとりが生涯にわたって未来を考え、行動していくことが必要です。現在、全国の地域には、優良な環境活動を実践している高校生が多数おりますが、こうした活動を卒業後も各自で継続していくことが難しいという課題が認められます。

昨年度大会の集合写真

 「全国ユース環境活動発表大会」は、高校生の活動の充実及び将来の活動ビジョンの具体化を支援することを目的として、高校生の環境活動を全国から募集し、各地の選考を経た上で、その活動成果を発表する機会を提供するものです。特に優れた活動発表に対しては、環境大臣賞等の授与を行います。

2 実施主体

○主催:全国ユース環境活動発表大会実行委員会

(環境省/独立行政法人環境再生保全機構/国連大学サステイナビリティ高等研究所)

○事務局:独立行政法人環境再生保全機構 地球環境基金部内事務局

〇協力:環境省地方環境パートナーシップオフィス(EPO)

地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)

ESD活動支援センター

全国大学生環境活動コンテスト実行委員会

〇協賛:キリン株式会社

協栄産業株式会社

SGホールディングス株式会社

三井住友海上火災保険株式会社

3 日程等

日時:2018年2月3日(土)~4日(日)

場所:国連大学 ウ・タント国際会議場

内容:1日目) ESD学び合いフォーラム ~環境から拓く、経済・社会のイノベーション~

2日目) 高校生等による活動発表、表彰

4 募集対象

 高校生の環境活動

(注)ここでいう「環境活動」とは、持続可能な開発目標(SDGs)に掲げる目標のうち、環境汚染への対応、生物多様性の保全、食の安全、持続可能な森林・海洋・陸上資源、省・再生可能エネルギーの導入・国際展開の推進、気候変動対策、循環型社会の構築、農山漁村の振興(持続可能な農業等)、持続可能なまちづくり、持続可能な開発のための教育(ESD)・環境教育の促進など環境に関する取組を指します。活動の態様は問いません。

5 応募方法

(1) 応募方法

・応募方法の詳細は、独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金部内全国ユース環境ネットワーク事務局のHPをご覧ください。

HP: https://www.erca.go.jp/jfge/youth/index.html

応募に関するお問合せ先)

   独立行政法人環境再生保全機構 地球環境基金部内

   全国ユース環境ネットワーク事務局

    TEL: 044-520-9505

    FAX: 044-520-2192

    Email: youth@erca.go.jp

    HP: https://erca.go.jp/jfge/youth/index.html

 (2) 応募締切

  2017年11月6日(月)

 (3) 備考

・提出した書類は返却しませんので、ご注意ください。

・過去の受賞歴は問いません。    

6 大会の選考方法

 外部有識者等による選考委員会を設置し、大会の発表校を選考(12校程度)し、大会において、外部有識者等(6名程度)による審査を実施します。

(注)選考委員会及び大会の審査委員については、大会出場校の発表の際に公表します。

7 選考・審査基準

環境活動の内容について、以下の観点から総合的に評価します。

・自主性     高校生が自主的に企画・実践したものであるか。

・着眼点     環境課題の本質を捉えたものであるか。

・協力・協調   多様な人と協力・協調して解決するアプローチであるか。

・改善度     これまでの成果や失敗を本年度の改善に繋げているか。

・発信力     活動の内容や成果を他者に分かりやすく伝えられるか。

・課題の同時解決 複数の環境・社会課題を同時に解決しているものであるか。

8 表彰等

 ・環境大臣賞:1校

   副賞として、海外の環境教育プログラムの体験を予定。

 ・環境再生保全機構理事長賞:1校

   副賞として、国内の環境教育プログラムの体験を予定。

 ・国連大学サステイナビリティ高等研究所所長賞:1校

   副賞として、国内の環境教育プログラムの体験を予定。

 ・特別賞(高校生選考賞):1校

大会に参加する高校生から投票を募り、環境大臣賞、環境再生保全機構理事長賞、国連大学サステイナビリティ高等研究所所長賞に選ばれた賞を除き、最多の投票数を得た発表に対し授与します。

 ・特別賞(先生選考賞):1校

大会に参加する学校教員から投票を募り、環境大臣賞、環境再生保全機構理事長賞、国連大学サステイナビリティ高等研究所所長賞、高校生選考賞に選ばれた賞を除き、最多の投票数を得た発表に対し授与します。

 ・優秀賞:7校

上記の5つの賞を受賞した5校以外の高校に対し授与します。

第2回大会 環境大臣賞受賞校は、副賞として
アメリカシアトル海外研修に参加しました。

(注)選考委員会により大会の発表校として選出されなかった高校につきましても、抽選で数校、キャリア形成支援プログラム(環境課題の解決と同時に、社会経済のイノベーションを創出する民間事業者への参加プログラム(一泊二日))へご招待します。

連絡先
環境省大臣官房環境経済課民間活動支援室
代表:03-3581-3351
直通:03-3406-5181
室 長 佐藤隆史(内線6298)
補 佐 池田怜司(内線6272)