報道発表資料

平成29年7月3日
自然環境
この記事を印刷

「いきものみっけ2017」の実施について

環境省では、身近ないきものの観察からその変化を知ることを目的として、二ホンアマガエルやクマゼミ、ミシシッピアカミミガメなど、身近ないきもの6種を対象とした市民参加によるいきもの調査「いきものみっけ2017」を平成29年7月10日から10月31日まで実施します。

1.目的

 日本は南北に長く、地域ごとに地形や気候が大きく異なります。いきものたちは長い時間をかけて様々な環境に合わせて暮らしてきました。

 しかし、近年、地球温暖化や人間活動の影響により、いきものを取り巻く環境も変化しています。

 環境省では、昭和48年度から実施している自然環境保全基礎調査の一環として、平成20年度から25年度にかけて、地球温暖化や人間活動による影響を受けていることが考えられる身近な生き物を対象とした市民参加型調査「いきものみっけ」を実施し、日本全国のいきものの生息状況を調査してきました。

 しかし、環境の変化などによって、いきものの分布も少しずつ変化しており、必ずしも現在の状況を把握できているわけではありません。

 このため、「いきものみっけ2017」では、多くの市民や団体等のご協力をいただくことにより、みなさんの身近で見られるいきものの最新の生息状況を把握するとともに、身近ないきものの観察を通じて、いきものと周りの環境の変化との関係について理解を深めていただくことを目的としています。

2.実施期間

平成29年7月10日(月)~10月31日(火)

3.調査対象種

 「いきものみっけ2017」では、近年、変化していると考えられるいきもののうち、以下の3つのカテゴリー毎にそれぞれ2種、計6種を調査対象種とします。

調査対象種の詳細については、別添資料をご覧ください。

カテゴリー

調査対象種(いきもの名)

【カテゴリー1】

身近ないきもの(以前は普通に見られたが、近年減少傾向にあるとみられる

いきもの)

・ニホンアマガエル※

・オオカマキリ

【カテゴリー2】

北上するいきもの(もともとの分布域から北に分布を広げているいきもの)

・クマゼミ※

・ツマグロヒョウモン※

【カテゴリー3】

外来生物(分布を拡大している外来生物)

・ミシシッピアカミミガメ

・オオハンゴンソウ

 ※平成20~25年度に実施にかけて実施した「いきものみっけ」においても調査対象種として選定。

4.参加方法

 どなたでもご参加いただけます。調査対象種を見つけた方は、以下のいずれかの方法でいきものの観察情報をご報告ください。

 なお、報告の締め切りは、平成29年11月5日(日)とさせていただきます。

(1)報告用ハガキ

 パンフレットのハガキ部分に種名、発見日、個体数、発見場所を記入して、切り取ってお送りください。報告用ハガキでご報告していただく場合、郵送費は無料です。

 パンフレットの請求先については、4.資料請求・データ送付先をご覧ください。

 また、パンフレット及び報告用ハガキは「いきものログ」ウェブサイトの「いきものみっけ2017」のページからもダウンロードしていただけます。「いきものログ」ウェブサイトから「いきものみっけ2017」のバナーをクリックしてご覧ください(https://ikilog.biodic.go.jp/)。

(2)郵送またはメール

 種名、発見日、個体数、場所を表形式(Excel等)でまとめていただき、4.資料請求・データ送付先の住所もしくはメールアドレスまでお送りください。

 記載例については、パンフレットでご覧いただけるほか、「いきものログ」ウェブサイト(https://ikilog.biodic.go.jp/)の「いきものみっけ2017」のページから、表のテンプレート(Excel)がダウンロードできます。なお、報告用ハガキを用いない場合の郵送代につきましては、各自でご負担いただきますことをご了承ください。

(3)いきものログホームページ

 環境省生物多様性センターの「いきものログ」のホームページからご報告ください。

報告の手順は「いきものログ」ウェブサイトから「いきものみっけ2017」のバナーをクリックしてご覧ください(https://ikilog.biodic.go.jp/)。

5.パンフレット請求、データ送付及びお問い合わせ先

 郵送、電話、E-mailのいずれかでお問い合わせください。

<住所>

〒001-0017 北海道札幌市北区北17条西1丁目1-3末永ビル
(株)地域環境計画内 いきものログ事務局 いきものみっけ係 宛

<電話番号>

 03-6659-3626

<E-mail>

  ikilog_info@biodic.go.jp

※パンフレットの請求については、郵送の場合は封筒の表に、E-mailの場合は件名に「いきものみっけ2017   パンフレット請求」とご記載ください。

※データをお送りいただく場合は、封筒の表またはE-mailの件名に「いきものみっけ2017報告」とご記載く ださい。

※上記以外のお問い合わせについては、お電話もしくはE-mailの件名に「いきものみっけ2017に関する問い 合わせ」とご記載ください。

6.結果の公表について

 「いきものみっけ2017」に寄せられたいきものの情報は、いきものログに登録され、リアルタイムで公開されます。また、調査終了後には、お寄せいただいた情報をまとめて、結果を公表いたします。

7.参考

(1)「いきものログ」について

 いきものログは、環境省が運営する、市民参加により日本全国の生物情報を収集し、提供するインターネット上のシステムです。環境省をはじめとする国の機関、地方公共団体、専門家、市民など、いきものについて知りたい人は、だれでも利用できます。  

 ユーザ登録をすれば、調査・観察の記録を管理するツールとしても使うことができ、他のユーザと記録を共有していくことで、全国のいきものの状況を知ることもできます。また、団体を登録すれば、オリジナルの調査を立ち上げて、団体メンバーからの報告をまとめることも可能です。

 平成29年6月現在、2,844人の登録ユーザから、約452万件のデータが登録されており、生物多様性情報の環境施策への活用や、希少種や外来生物をはじめ、生物多様性についての普及啓発に役立てられています。

 なお、スマートフォン・タブレット用のいきものログアプリをダウンロードすれば、地図をダウンロードして電波の届かない場所でも報告ができます。詳しくは、環境省生物多様性センターのいきものログのウェブサイトをご覧ください。(https://ikilog.biodic.go.jp/

(2)「いきものみっけ」について

 平成20~25年度にかけて、環境省生物多様性センターが生物多様性に関する普及啓発の一環として実施した市民参加型調査です。

 日本全国の人に「みっけにん」となっていただき、皆さんからいきものが出現する季節や見られた場所の情報をお送りいただくことで、身近ないきものの変化に目を向けていただき、生物多様性の損失が私たちの暮らしに直接関わる問題であることを認識してもらうことを目的として実施されました。

 平成20~25年度の6年間で、5,199人のみっけにんの皆様から、268,488件のデータをご投稿いただきました。成果を取りまとめた冊子を以下からご覧いただけます。

http://www.biodic.go.jp/kiso/43/mikke_pamphlet_torimatome.pdf

添付資料

連絡先
環境省自然環境局生物多様性センター
電話 0555-72-6033(直通)
センター長 川越 久史
担当    齋籐 佑介
      八巻 明日香

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。

ページ先頭へ