報道発表資料

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2017年06月29日
  • 大気環境

平成29年度環境技術実証事業ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)技術実証検討会(第1回)の開催について

 平成29年7月10日(月)に平成29年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)技術実証検討会(第1回)(以下「検討会」という。)を開催いたします。なお、本検討会は公開(一部非公開)で行います。

1.第1回検討会開催のご案内

開催日時  平成29年7月10日(月) 13:30 ~ 16:00

開催場所  東京スクエアガーデン 6階 京橋環境ステーション内

中央区立環境情報センター 第2研修室

〒104-0031 東京都中央区京橋3丁目1-1

TEL:03-6225-2433

http://eic-chuo.jp/access/

議題(予定)

(1)技術実証検討会の設置について

(2)平成29年度事業の実施計画について

(3)実証対象技術の募集と選定について

(4)実証対象技術の実証計画について

(5)その他

2.検討会の傍聴

 本検討会は公開で行いますが、上記議題(3)から(5)までについては、議題に関する資料を含め、非公開とします。このため、上記議題(2)の終了後、傍聴者の方々には退出していただくこととなります。以上を御了承の上、傍聴希望の方は、件名を「平成29年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)第1回検討会傍聴希望」としていただき、住所、氏名、勤務先、電話番号、電子メールアドレス及びFAX番号を明記の上、平成29年7月6日(木)17時必着で、下記3.の「傍聴希望の連絡先」まで電子メール又はFAXにてお申し込みください。お申込みは、傍聴希望者1名につき1通といたします。

 また、傍聴可能人数は10名を予定していますので、傍聴希望者が10名を超えた場合は、抽選となる場合があります。抽選の結果、傍聴いただけない場合は、その旨のご連絡をいたします。

3.傍聴希望の連絡先

 特定非営利活動法人 地中熱利用促進協会 実証機関事務局 担当:宮崎

 〒167-0051 東京都杉並区荻窪5丁目29番20号 パシフィックアークビル5F

 TEL/ FAX:03-3391-7836

 E-mail:geohpajs@geohpaj.org

 URL:http://www.geohpaj.org/

参考(背景・経緯)

 環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にありながら、その環境保全効果、副次的な環境影響、その他環境の観点から重要な性能についての客観的な評価が行われていないために普及が進んでいない先進的環境技術について、環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、環境技術実証の手法・体制の確立を図るとともに、環境技術の利用者による技術の購入、導入等に当たり、環境保全効果等を容易に比較・検討し、適正な選択を可能にすることにより、環境技術の普及を促進し、環境保全と環境産業の発展に資することを目的とするものです。(https://www.env.go.jp/policy/etv/

 本技術分野では、ヒートアイランド対策技術のうち、「地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム」の実証試験を行っています。

 本事業の実施要領については、環境省環境技術実証事業ウェブサイトから確認できます。

https://www.env.go.jp/policy/etv/system/index.html

 また、本分野における実証試験の詳細については、「ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)実証要領」を環境省環境技術実証事業ウェブサイトから確認できます。 (https://www.env.go.jp/policy/etv/system/page_3.html

※地中熱等(地下水・河川・下水等の熱も含む。)は、冬は外気よりも暖かく、夏は外気よりも冷たいという特性を有することから、地中等を熱源とするこの空調システムは、外気を熱源とするものと比べ、冷暖房時のポンプや圧縮機の消費電力量を低減させることができ、空気(外気)を熱源とするものよりも効率よく建築物の冷暖房を行うことができます。

 また、以下の2点で人工排熱低減に役立ち、ヒートアイランド現象の抑制効果が期待されます。

(1) 夏季においては、外気と熱交換する空冷式のヒートポンプ(一般的な冷房装置)のように室外機による排熱を外気中に放出せず、空調機器等からの熱を地中等に排出するため、外気中への排熱量が低減されます。

(2) 地中熱等を利用したヒートポンプ空調システムの場合、原理的に空冷式のヒートポンプ(一般的な冷房装置)と比べて消費電力量が少ないため、省エネルギー化された分、排熱が低減されます。

連絡先
環境省水・大気環境局総務課環境管理技術室