報道発表資料

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2008年11月13日
  • 大気環境

アジアの市長による環境的に持続可能な交通に関する「京都宣言」の署名式について(お知らせ)

 環境省と国際連合地域開発センター(UNCRD)は、CAI-Asia(The Clean Air Initiative for Asian Cities)の協力のもと、平成20年11月12日に、Better Air Quality(BAQ) 2008 のプログラムの中の特別セッションとして、アジア市長による環境的に持続可能な交通(EST: Environmentally Sustainable Transport)に関する「京都宣言(別添参照)」の署名式を、タイ王国・バンコクにて開催しました。
 日本国環境省は、国際連合地域開発センター(UNCRD)等とともに、アジア各国を対象としてESTの推進を図っており、その一環として、平成19年4月に、「アジアの市長による環境的に持続可能な交通(EST)に関する国際会議」を京都市にて開催しました。同会議では、アジア地域14ヵ国22都市の市長等が参加し、参加都市のESTに関する先進事例の共有化及びアジアの都市交通における政策対話を行い、ESTの推進にむけて主導力を発揮することや、人と環境にやさしい都市交通インフラなど、ESTの鍵となる各要素に取り組むための総合政策の実施に向けた意思などを表明した「京都宣言」(Kyoto Declaration)が採択されました。
 今回は、すでに署名された22都市に加え、新たに12都市の市長等がこの「京都宣言」に同意され、署名式を執り行いました。
 環境省では、こうした成果も踏まえ、関係機関とも連携し、アジア地域の環境的に持続可能な交通(EST)の実現に、引き続き積極的に取り組んでいきます。

1.署名式の概要

■日程
平成20年11月12日(水)
■場所
タイ王国 バンコク
■主催
日本国環境省、国際連合地域開発センター(UNCRD)
CAI-Asia (The Clean Air Initiative for Asian Cities)
■参加者
アジア地域7カ国12都市の市長等
(インド、インドネシア、ネパール、パキスタン、フィリピン、スリランカ、タイ)
交通と環境分野に関する学識経験者等の専門家等 計 約100名

2.関係リンク先

環境省の環境と交通の取組
https://www.env.go.jp/air/traffic_env/index.html
国際連合地域開発センター
http://www.uncrd.or.jp/ja/

過去の発表資料

平成19年4月26日付
「アジアの市長による環境的に持続可能な交通に関する国際会議の結果について」
https://www.env.go.jp/press/8323.html

添付資料

連絡先
環境省水・大気環境局自動車環境対策課
代表:03 - 3581 - 3351
直通:03 - 5521 - 8303
課長:内藤 克彦(内6520)
課長補佐:清水 将之(内6526)
担当:石橋 健作(内6526)

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