報道発表資料

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2017年03月31日
  • 自然環境

「ニホンウナギの生息地保全の考え方」の公表について

環境省はこの度、「ニホンウナギの生息地保全の考え方」をとりまとめました。
今後、関係者が広く活用することを想定し作成しましたのでお知らせします。

 ニホンウナギ(Anguilla japonica)は、外洋のマリアナ諸島西方海域に産卵場を持ち、東アジアの沿岸で成長する降河回遊魚であり、一生の大部分を河川や沿岸域等で過ごすと言われています。ニホンウナギの個体数は、1960年から70年代と比較すると大きく減少しており、河川や沿岸域等の生息環境の変化が個体数の減少要因の一つと考えられることから、環境省では、専門家による検討会を踏まえ、「ニホンウナギの生息地保全の考え方(案)」をとりまとめました。平成29年2月16日(木)から3月17日(金)までパブリックコメントを実施し、その結果を踏まえ、今回公表いたします。

 「ニホンウナギの生息地保全の考え方」は、ニホンウナギが生息する河川や沿岸域等の保全や管理に携わる機会があると考えられる各主体に対して、ニホンウナギの保全の基本的な考え方と技術的な手法の例を示すことで、今後、ニホンウナギの生息地保全を行う際の参考になるよう、とりまとめています。

添付資料

連絡先
環境省自然環境局野生生物課
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8282
課長   植田明浩(6460)
課長補佐 中島慶次(6465)
係長   有山義昭(6670)

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