報道発表資料

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2017年01月19日
  • 再生循環

伊藤環境副大臣のインドネシア訪問の結果について

 伊藤環境副大臣は、1月16日(月)から18日(水)にかけて、ジャカルタ(インドネシア)を訪問し、インドネシア共和国における関係閣僚との会談等を行いましたので、その結果をお知らせします。

1.日程

 平成29年1月16日(月)~19日(木)

2.場所

 ジャカルタ(インドネシア)

3.概要

(1)要人との会談

 今回の訪問では、1月15日の安倍総理大臣とジョコ・インドネシア大統領による首脳会談での「廃棄物発電技術等、優れた環境技術の活用で協力したい」旨の総理発言を踏まえ、シティ・ヌルバヤ環境林業大臣に対し、

 ① 廃棄物発電技術ガイドラインの策定支援

 ② 廃棄物発電ビジネスモデルの確立支援

 ③ 訪日研修の提供

 ④ 都市や政府関係者、民間事業者が参加するモデル都市支援会議の立ち上げ

 をパッケージとした、廃棄物発電導入を包括的にサポートする支援プログラムを提案し、今後その早急な実現に向けて協力していくこととなった。

 さらに、公共事業・国民住宅省のバスキ・ハディムルジョノ大臣、エネルギー鉱物資源省のアルチャンドラ・タハール副大臣、経済担当調整府のリザル・ルクマン次官及びワヒュー・ウトモ次官、ジャカルタ特別州生活環境局のイスワナ・アドジ局長に面会して支援プログラムへの参加・協力を呼びかけ、いずれも好意的に受け止められた。

(2)建築廃材リサイクルに関するワークショップ

 我が国やインドネシアの政府関係省庁、大学、民間事業者等が参加して開催された建築廃材リサイクルに関するワークショップに出席し、開会挨拶を行った。

(3)今後の対応

 環境省としては、今回の成果を礎として、今後とも、廃棄物発電技術をはじめとする我が国の優れた廃棄物処理・リサイクル技術を活用して、インドネシアのごみ問題の解決に積極的に協力していく予定。

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課循環型社会推進室
企画官  小野 洋 (内線6811)
室長補佐 須賀 義徳(内線6814)
係長   横田 裕子(内線7857)
担当   新垣 成巨(内線6896)
     土屋 美樹(内線6892)