報道発表資料

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2016年12月15日
  • 地球環境

2016年度冬版L2-Tech水準表の意見募集について ~2016年度冬版L2-Tech水準表(素案)公表のお知らせ~

 このたび、「2016年度冬版L2-Tech水準表(素案)」をとりまとめました。この素案は、科学技術的・客観的観点から情報を整理するため、業界団体等より情報を収集し、また有識者からもご意見をいただきながらとりまとめたものです。
 環境省では、L2-Tech製品認証に向けて各方面から情報をいただきながら精査を進めるため、素案に対するご意見を広く募集します。期間は平成28年12月15日(木)より1月6日(金)までです。

1.背景

 環境省では、エネルギー起源二酸化炭素の排出削減に最大の効果をもたらすL2(エルツ)-()Tech(テック)※の普及促進を進めています。

 これは、二酸化炭素排出削減につながる先導的低炭素技術に関する情報を整備しようというものです。また、国内外に発信して技術を導入する際の参考としていただき、大幅なエネルギー起源二酸化炭素の排出削減を推進し、低炭素社会の構築をめざそうというものです。

 パリ協定を踏まえて、2050年までに80%の温室効果ガス排出削減を実現するためには、エネルギー起源二酸化炭素の排出が極めて少ない、大胆な低炭素技術の普及・導入を進める必要があります。

 平成26年度より、L2-Tech情報の体系的な整理を行い、平成27年度からは認証制度として、最高効率を有する設備・機器等について「L2-Tech認証製品一覧」としてまとめ、情報発信、普及を推進しています。

 ※先導的(Leading)な低炭素技術(Low-carbon Technology)

2.2016年度冬版L2-Tech水準表(素案)の内容

 水準表は、A 産業・業務(業種共通)、B 産業(業種固有の製造設備等)、C 運輸、D 家庭、Eエネルギー転換、F 廃棄物処理・リサイクルの6領域について、設備や機器の説明、指標の説明、L2-Tech水準(実現されている最高効率の数値)などの情報を網羅的に整理し、夏と冬の年2回で情報の更新をしています。

3.意見募集の趣旨

 「2016年度冬版L2-Tech水準表(素案)」は、平成28年9月~11月に収集した情報をもとに、水準表の作成方針に沿って取りまとめたもので、「2016年度冬L2-Tech製品認証」の審査基準となる「2016年度冬版L2-Tech水準表(確定版)」作成に向け、意見の募集をいたします。

 今後も、引き続き基礎情報の収集を継続し、平成28年度末までに「2016年度冬版L2-Tech水準表(確定版)」、「平成28年度版L2-Techリスト」、「2016年度冬版L2-Tech認証製品一覧」を公表する予定です。こうした取組を通じてリストの充実を図りながら、環境省の技術導入支援、技術開発・実証事業等の施策に活用していくために御意見を募集する運びとなりました。

4.意見募集期間

 平成28年12月15日(木)~1月6日(金)必着

5.意見提出方法

 別紙の意見提出用紙に日本語で記入の上、以下のいずれかの方法で送付して下さい。

(1)郵送

 意見提出用紙に氏名、連絡先、本件への御意見を御記入の上、下記の住所宛にお送り下さい。

  〒100-6390 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング

  デロイト トーマツ コンサルティング合同会社パブリックセクター「平成28年度L2-Tech認証事務局」宛

  ※封筒に赤字で「2016年度冬版L2-Tech水準表に対する意見」と記載して下さい。

(2)電子メール

 意見提出用紙に氏名、連絡先及び本件への御意見を御記入の上、l2-tech@tohmatsu.co.jpにお送り下さい。

  ※電子メールの件名を「2016年度冬版L2-Tech水準表に対する意見」と記載して下さい。

  ※意見提出用紙は添付してお送りください。

更新履歴

 2016/12/19 添付資料「2016年度冬版L2-Tech水準表(素案)」を更新。

        添付資料「2016年度冬版L2-Tech水準表(素案)の主な変更点(別紙)」を更新。

添付資料

連絡先
環境省地球環境局地球温暖化対策課地球温暖化対策事業室
直通   03-5521-8339
代表   03-3581-3351
室長   福島健彦 (内線6771)
室長補佐 峯岸律子 (内線6769)
担当   前野加代理(内線7759)

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