報道発表資料

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2016年12月16日
  • 大気環境

中央環境審議会環境保健部会石綿健康被害救済小委員会の報告書の取りまとめについて

平成28年4月から開催された中央環境審議会環境保健部会石綿健康被害救済小委員会の報告書(「石綿健康被害救済制度の施行状況及び今後の方向性について」)が取りまとめられましたので、本報告書案に対して実施した意見の募集(パブリックコメント)の結果及び意見に対する考え方と併せて公表します。

1.背景

 石綿による健康被害の救済に関する法律(平成18年法律第4号。以下「法」という。)については、平成23年8月の法改正の際、法の一部改正法の附則に「政府は、この法律の施行後五年以内に、新法の施行の状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な見直しを行うものとする。」との条項が規定されました。
 平成28年8月に改正法の施行から5年が経過することを踏まえ、法に基づく石綿健康被害救済制度(以下「現行制度」という。)の施行状況について改めて評価・検討を行い、その結果に基づいて必要な見直しを検討するため、平成28年1月に中央環境審議会環境保健部会に「石綿健康被害救済小委員会」が設置されました。
 本小委員会では、平成28年4月から同年9月まで、患者・家族の団体や専門家からのヒアリングも含め、現行制度の施行状況について審議が行われ、「石綿健康被害救済制度の施行状況及び今後の方向性について(案)」が取りまとめられました。
 その後、平成28年9月20日(火)から同年10月19日(水)までの間、本案について意見の募集(パブリックコメント)を実施した上で、今般、最終的な報告書として取りまとめられたものです。

2.取りまとめられた報告書

 「別紙1」のとおり。

3.意見募集の概要

(1)意見の募集対象
 「石綿健康被害救済制度の施行状況及び今後の方向性について(案)」

(2)意見の募集期間
  平成28年9月20日(火)~同年10月19日(水)※必着

(3)資料の入手方法

  ①電子政府の総合窓口
  http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public

 ②窓口での配布
   環境省 環境保健部 環境保健企画管理課 石綿健康被害対策室
  (東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館 3階)

(4)意見の提出方法
  インターネット(http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public)、郵送又はFAX

4.意見募集の結果及び意見に対する考え方

(1)提出者数:253主体
(2)意見数:のべ1,037件(同一意見を整理した結果70件)
(3)意見の概要及び意見に対する考え方:「別紙2」のとおり。

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境保健企画管理課石綿健康被害対策室
代表 03-3581-3351
室長  :高城 亮(内6381)
室長補佐:川久保 康範(内6383)
主査  :福田 亮介(内6386)

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